裏切りと陰謀がはびこるニューヨークの闇社会を牛耳るイタリア系マフィア、コルレオーネ・ファミリーの台頭と、その一大ファミリーを継承するマイケル・コルレオーネと、その家族が辿る壮大なドラマを描いた映画史に輝く最高傑作『ゴッドファーザー』が、本年2022年、劇場で公開されてから50周年を迎える。
1972年3月24日に全米公開されるや、当時の興行記録を塗り替える大ヒットを記録し、その年のアカデミー賞では11の部門でノミネートされ、見事、作品賞、脚色賞、主演男優賞(マーロン・ブランド)の3部門を受賞。世界中でも大絶賛され、瞬く間に映画史に残る傑作の座を不動のものとした。
歴史的傑作の公開50周年を記念し、シリーズ三部作が、2/25(金)、2/26(土)、2/27(日)の3日間限定で、それぞれ1日1作品ずつ、TOHOシネマズ日比谷、TOHOシネマズ梅田で公開することが決定。4K上映に加え、記念上映の最大の目玉は、日本初の劇場公開となる『ゴッドファーザー<最終章>: マイケル・コルレオーネの最期』の上映となる。
『ゴッドファーザー』公開50周年を記念し、各界の著名人よりコメントが到着。それぞれが選ぶ名シーンが明らかとなった!
『ジョジョの奇妙な冒険』の漫画家・荒木飛呂彦は「きっと今まで作られた映画の中で史上最高の一本。僕はいったい何回見返した事だろうか。年齢を重ねて観るたびに描かれている真実を理解し始める。でも3時間近い上映時間、このマフィアの家族たちと一緒に、ずっと同じ時の中を過ごしていたいとさえ思う。何もかも良い趣味で、音楽も靴も部屋の窓枠の形も飲んでるお酒の小さいグラスも孫と遊ぶ裏庭も全部良い。」と、映画史上最高の作品の一つとして称え、第1作の静かな緊迫感に溢れたソロッツォとの交渉の場面を名シーンにあげる。『ゴッドファーザー』との関連が、ファンの間で考察される第5部「黄金の風」の作者ならではの、美術や小道具への目配せも興味深いコメントとなっている。
「鎌倉殿の13人」が放送中の脚本家・三谷幸喜は「僕が台本を書く時のお手本です。大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の主人公北条義時のモデルは、ほとんどマイケル・コルレオーネです。」と、『ゴッドファーザー』の巧みなストーリーテリングを称賛し、マイケルの人生が集約されていると、最終章の懺悔のシーンを名シーンにあげた。
暴力団と警察組織の抗争を描き、映画化でも話題を呼んだ「孤狼の血」の作家・柚月裕子は「人生のすべての苦悩と、その答えが描かれている名作。自分の創作の原点です」と、その魅力を明かし、名シーンとして、冷静なマイケルが唯一激情を見せる、最終章のオペラ劇場のシーンを選んだ。
また、架空の東京の繁華街「神室町」を舞台に、裏社会を生きる人々の生き様を体験できる人気テレビゲーム「龍が如く」で知られる、龍が如くスタジオ代表・制作総指揮の横山昌義は、第1作の洗礼と粛清のシーンを名シーンに上げつつ、作品に対しては「仕事への信念。仁義を切ることの大事さ。一人の男の持つ覚悟の力を教えてくれる映画だと思っています。『龍が如く』シリーズでも男の生き様を通じて近いものを描いてきた自分にとっては大先輩のような存在です。」と明かした。
いよいよ1週間後に控えた50周年記念上映。ぜひこの機会に、今なお語り継がれる映画史に残る傑作の、4名それぞれが選ぶ名シーンを劇場で確認してみてはいかがだろうか。
■『ゴッドファーザー』 コメントページ
また、2/27(日)~3/20(日)の上映期間には、半券と一緒にツイートすると『ゴッドファーザー』50周年記念劇場公開用 ポスターが、限定5名様に当たるTwitterキャンペーンの実施も決定!
■『ゴッドファーザー』キャンペーンページ
限定超レアポスターをゲットするチャンスをぜひお見逃しなく!
2月25日(金)~2月27日(日) TOHOシネマズ 日比谷、梅田 限定上映
【作品紹介】
■ゴッドファーザー
■ゴッドファーザーPART2
■ゴッドファーザー<最終章>: マイケル・コルレオーネの最期
『ゴッドファーザー』50周年記念 作品を愛する荒木飛呂彦、三谷幸喜、柚月裕子、横山昌義からコメントが到着!
2月18日(金)