池松壮亮・伊藤沙莉 主演『ちょっと思い出しただけ』尾崎世界観、特殊メイクで撮影に挑み 二人の行く末を見守るキーパーソン役に!

(C)2022『ちょっと思いだしただけ』製作委員会
2月3日(木)

松居大悟監督が、主演に池松壮亮と伊藤沙莉を迎えて描くオリジナルラブストーリー『ちょっと思い出しただけ』より、映画の元となった主題歌「ナイトオンザプラネット」を歌い、自身もミュージシャン役として映画に出演したクリープハイプ尾崎世界観のメイキング写真と場面写真が解禁された。


本作は、ロックバンド・クリープハイプの尾崎世界観が自身のオールタイムベストに挙げるジム・ジャームッシュ監督の映画『ナイト・オン・ザ・プラネット』に着想を得て書き上げた新曲「ナイトオンザプラネット」をもとに松居監督が書き上げたオリジナル作品で、初の完全オリジナルラブストーリーとなる。怪我でダンサーの道を諦めた照生(てるお)とタクシードライバーの葉(よう)。2人を中心に関わる登場人物たちとの会話を通じて、都会の夜に無数に輝く人生たちの機微を繊細かつユーモラスに映し出した。年に一度訪れるある1日だけ遡り、現代を反映させつつ描いた松居監督独自の物語だ。


今回到着したのは、尾崎を中心とした場面写真とメイキング写真を含めた6枚のスチール写真。本作の原点と言える楽曲を生み出した尾崎は、主題歌の提供だけでなく、主人公二人の行く末を見守るキーパーソン、ミュージシャンの男役として映画にも出演。解禁された写真でも映されている通り、劇中では印象的な髭を貯え、特殊メイクをしている。



この特殊メイクにはある理由がある。松居監督から尾崎に役者として出てほしいとオファーした際は『こんなに素晴らしい台本なのに自分が出ることで嘘の世界を作りたくないから、クリープハイプとしては出演できない』と一度は断られたそう。そこで松居監督が『ジャームッシュ映画に時々登場するトム・ウェイツ的な感じで出るのはどう?』と提案したところ『じゃあ髭生やしていい?』という提案があり出演が決定。「劇中はクリープハイプとしてではなく、トム・ウェイツのような男率いるバンドとして登場してもらいました。」と松居監督は明かしている。尾崎は俳優として現場にたった時間を振り返り、先日行われた東京プレミア上映会での舞台挨拶で「長く活動すると慣れていることばかりになるので、初めてのことは楽しかったです。皆さんにイジられながらも、役割を全うできたかなと思います。」と自信を覗かせていた。


この舞台挨拶では池松壮亮からも「一緒に同じ本を読んだり、同じ映画を観たり、そんな自分の⻘春と言っても過言ではない人たちと再会をして、⻘春に決着をつけようと思ったんです。」とあるように、旧知の中である3人の胸熱3ショットも解禁!!さらに、予告編でも印象的だった、高円寺で照生(池松壮亮)と葉(伊藤沙莉)が踊るシーンでは、尾崎世界観演じるミュージシャンが”ある曲”を弾き語っているほか、劇中ではミュージシャンの男(尾崎世界観)率いるバンドが何曲か歌っているシーンも登場する。主人公二人の行く末を見守るキーパーソンを演じた尾崎世界観にも注目だ。


第34回東京国際映画祭でのコンペティション部門に出品され、観客賞とスペシャル・メンションをW受賞した本作。この冬、絶対に見逃してはいけない傑作ラブストーリー『ちょっと思い出しただけ』は2月11日(金・祝)公開!

ShareSNSでシェアしよう!

作品紹介

TOP