毎年大ヒットを記録し続けたクレヨンしんちゃん劇場版の記念すべき第30弾『映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝(ちんぷうでん)』のゲスト声優に川栄李奈、ハライチが決定した。
1990年より「漫画アクション」で連載が開始され、その後1992年にアニメが放送されて以来、長きにわたり老若男女に愛され続けている国民的キャラクター「クレヨンしんちゃん」。2022年は映画クレヨンしんちゃん30周年!毎年大ヒットを記録し続けた劇場版もいよいよ30作品目を迎える。

数々のドラマ・映画作品に出演し、演技力が高く評価され、現在放送中のNHK連続テレビ小説「カムカムエブリバディ」3代目ヒロインを演じる川栄李奈。本格派女優としてめざましい活躍を見せている川栄が今作で声優を務めるのは、”しんのすけの本当の母親”を名乗る女性・屁祖隠(へそがくれ)ちよめ役。その傍らには5才の少年・珍蔵の姿も。そしてその夜、しんのすけはちよめと共に謎の忍者軍団に連れ去られてしまう・・・。実はちよめは、忍者の里で「もののけの術」を受け継ぐ末裔の妻だった!
しんちゃんにまつわる思い出を伺うと「幼い頃、しんちゃんの妹・ひまわりの人形を買ってもらって、妹として友達に紹介するくらい大好きでした(笑)」と可愛らしい思い出エピソードを明かした川栄。「家族の暖かさという大切なことを「クレヨンしんちゃん」から教えてもらいました。」と、本シリーズへの想いも語った。「ちよめはくノ一で格好いいイメージ。それからお母さんですごくしっかりしている一方で、可愛らしい魅力もある役どころ。演じきれるように頑張ります!」と意気込みも!川栄としんちゃんのコミカルな掛け合いに注目だ。

さらに、芸人・ハライチ(岩井勇気・澤部佑)の二人がゲスト声優に決定!しんのすけと同じく埼玉県の星であるハライチはノリボケ漫才と呼ばれる独自のスタイルを確立し、昨年末開催されたM-1グランプリでも敗者復活権を見事勝ち取り、ファイナリストとして話題に。お笑い界のみならず、それぞれも俳優業やエッセイを手掛けるなど、多方面で活躍している。今回、春日部で行われるカスカベ花火大会の前説芸人として本人役で声優に初挑戦、劇中だけのオリジナル漫才を披露する。
声優(漫才)の意気込みを聞かれると岩井は「『クレヨンしんちゃん』の世界の中で漫才をできるというのは、我々のひとつのゴールなんじゃないかな。これが解散ライブになるかも。劇場で目に焼きつけてもらいたいです(笑)」とまさかの引退宣!? そして同じ埼玉出身のしんのすけとおシリ合いになれたことについて澤部は「埼玉出身の我々が、これからも芸能界で頑張っていく上で、怖いものが無くなりましたね。埼玉では敵なし。バックにしんちゃんがついてんだぞ、という気持ちです。」としんちゃんに出演することで更に勢いを増した様子!本作で披露される漫才にも期待が高まる。

川栄、ハライチがゲスト声優に決定したことをうけて、しんのすけは「りな、かわえ~♡オラの映画に出てくれるなんて、ノハラ感激~! さらに!オラと同じ埼玉出身のハライチのお二人!オリジナルの漫才を見せてくれるんだって~?オラを笑わせたら大したもんだゾ!ワーハッハッハッハ!」とコメント。果たしてどんなおバカなギャグ満載の珍ぷ~な本格忍法が飛び出すのか?しんのすけ誕生に隠された真実とは…!?
4月22日(金)全国東宝系にて公開でござるゾ!