文化庁委託事業「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト2021」次世代を担う若手作家による4作品のポスターと予告編が解禁!

(C)2022VIPO
1月20日(木)

文化庁委託事業「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト2021」より、今年度の製作実地研修で完成した短編映画4作品の予告編とポスターが解禁された。

★ndjc(New Directions in Japanese Cinema):若手映画作家育成プロジェクトとは
次代を担う若手映画作家の発掘と育成を目的に、特定非営利活動法人映像産業振興機構(略称:VIPO、理事長:松谷孝征、東京都中央区)が文化庁から委託を受けて2006年度より運営する人材育成事業。優れた若手映画作家を公募し、本格的な映像制作技術と作家性を磨くために必要な知識や技術を継承するためのワークショップや製作実地研修を実施すると同時に、作品発表の場を提供している。

昨年11月より小規模公開ながら動員10万人を突破し話題を集める和島香太郎監督作『梅切らぬバカ』をはじめ、賞レースでも注目される岨手由貴子監督作『あのこは貴族』、池田暁監督作『きまじめ楽隊のぼんやり戦争』、堀江貴大監督作『先生、私の隣に座っていただけませんか?』、中江和仁監督作劇場版『きのう何食べた?』、ふくだももこ監督作『ずっと独身でいるつもり?』など、続々と修了者の長編劇場公開が続いている「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト」。夏に行ったワークショップから選出され、製作実地研修に進んだ4名の若手監督が、講師による脚本指導を経て、各制作プロダクションのもと、プロのスタッフ・キャストと共に短編映画を製作、完成した。

「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト2021」予告編

今回上映されるのは、藤田弓子主演作『羊と蜜柑と日曜日』を手掛けた新鋭・竹中貞人監督作『少年と戦車』、『愛をたむけるよ』で数々の賞を受賞し、次世代を担うと注目される団塚唯我監督作『遠くへいきたいわ』、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭にて短編部門グランプリを受賞した『stay』が一般公開され話題となった藤田直哉監督作『LONG-TERM COFFEE BREAK』、映画、CM、MV等幅広く映像製作に携わる期待の若手映画監督・道本咲希監督作『なっちゃんの家族』の短編映画4作品。フレッシュな感性と第一級の確かな技術が作り上げた個性豊かな作品になること間違いなし。新しい才能をあなたの目で確かめてください。

■監督:竹中貞人(TAKENAKA Sadato)
■作品:『少年と戦車』
君が楽しく生きられないのは、世界が悪いんだよ

窮屈な日常やイジメに悩む中学生の田崎は時々言葉を交わす少女、咲良に思いを馳せることが唯一の楽しみだった。湖に戦車が沈んでいるという情報を知った田崎は捜索へと出るが、そんな彼を待ち受けていたのは自分自身の思春期と向き合う壮大な精神の旅だった。



■監督:団塚唯我(DANZUKA Yuiga)
■作品:『遠くへいきたいわ』
心配ないから、手をはなして

アルバイト先へ面接にやってきた竹内(39)を見て動揺を隠せない紗良(21)。竹内の勤務初日、開店作業を終えたふたりはオープンを待つばかりのはずだったが…。互いに亡くしてしまった母 / 娘の面影を見出し合うふたりは、束の間の逃避行に何を求めるのか。


■監督:藤田直哉(FUJITA Naoya)
■作品:『LONG-TERM COFFEE BREAK』
そのコーヒーは美味しいですか?

大手企業に勤めるキャリアウーマンの優子は、ある日、直樹という男にナンパされる。職業は俳優、しかも自身の家を持たず、他人の家を転々と居候しながら暮らしているという、これまで出逢ってこなかったユニークなタイプの男・直樹に惹かれ、優子は一年後、彼と結婚する。


■監督:道本咲希(MICHIMOTO Saki)
■作品:『なっちゃんの家族』
なつみ、10歳、末っ子。

登校中に家出を思い立つ小学生のなつみ。遠い祖母の家を訪れると突然の訪問に驚かれるが、なつみの心境を察し温かく迎え入れてくれた。なつみは両親の不仲に疲れ切っていたのだ。自然体で接してくれるおばあちゃんとの時間になつみの心はほぐれていくが、翌日両親が現れ・・・


2月25日(金)~角川シネマ有楽町ほか、大阪・名古屋にて劇場公開




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作品紹介

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