中国で公開4週連続1位を記録、220億円突破の大ヒットとなった『レイジング・ファイア』より、ドニー・イェン演じるチョン警部と対峙する元エリート警官ンゴウ役ニコラス・ツェーのインタビュー含むメイキング映像と彼がまだチョンと師弟関係にあった刑事時代の写真と復讐の獣と化したいわゆる「闇落ち前と後」がわかるンゴウのアザーカット4点が到着した。
監督は、ジャッキー・チェン主演の『香港国際警察/NEW POLICE STORY』など数多くの大ヒット作を放ち、ポリス・アクションを極め、さらにサスペンスとヒューマン・ドラマを融合する名手としても知られるベニー・チャン。2020年に58歳で惜しまれながら他界し、遺作となる本作で、中国で公開された香港映画歴代1位の興行成績を記録、香港警察アクションの新たなる金字塔を打ちたてた。

本作で、復讐に燃えるンゴウを演じたニコラス・ツェーとベニー・チャン監督のつながりは深く、初めての出会いはニコラスが19歳の時に出演した『ジェネックス・コップ』。当時監督から厳しく接された経験がそのあとの自分の成長に必要不可欠だったと後に振り返るほどで、その後も『香港国際警察/NEW POLICE STORY』、『インビジブル・ターゲット』、『新少林寺/SHAOLIN』、『プロジェクトBB』とベニー・チャン監督作に何度となく出演し、共に新たなキャラクターとアクションの限界に挑戦してきた。
■『レイジング・ファイア』ニコラス・ツェー、インタビュー映像
メイキング映像で、ニコラス・ツェーはまず「“これこそ香港アクション”だと堂々といえる映画で久しぶりに演じることが出来ました」と力強く話す。「そして、今の時代では、命懸けで映画を撮ろうとする役者や監督はどんどん減っていますからね」と続け、「ようやくこの映画に出会えました」と感慨深く語る。また鬼気迫る銃撃戦の撮影風景やアクションの段取りを真剣な表情で確認する姿もあり、特にアクションについては「今回は技術的な細かいところが難しかった。ラストの10分間で、(ドニー・)イェン兄さんと長い格闘シーンが二つありました。1つ1つのアクションを通じてその役の性格やイメージを表現しています」と身振り手振りを加えながら説明。
また映像には、撮影現場でニコラス・ツェーらに演出するベニー・チャン監督の様子もおさめられており、そこには元警官だったンゴウが悪人になってしまった、その心情を熱心に説明する肉声も。

そして今回あわせて解禁となったニコラス・ツェーのアザーカットはまさにンゴウの闇落ち前と後のシーンカット。そこから垣間見られる人間の複雑さが、単なるアクション映画ではない、本作の魅力の一つでもあるといえよう。


最後に「もしこの映画について尋ねられたら、私とベニ―監督は間違いなく心残りはありません。“これこそ香港アクション”だと皆さんが覚えてくれることを願っています」と語るニコラス・ツェー。その熱き想いをぜひスクリーンで体感してほしい!
さらに、特典のオリジナルポストカードは第1弾のドニー・イェンver.に加え、12/10より第2弾のニコラス・ツェーver.のデザインが登場!数量限定のためお早めに!

12月24日(金) TOHOシネマズ日比谷他 全国公開!