ゲイであることを隠しながら生活する男子高校生とBL好きの女子同級生との恋愛を通じ、世間にはびこる“ふつう”という価値観とのギャップに向き合う男女の姿を描いた映画『彼女が好きなものは』より、WEB用特別動画5編が到着した。
原作は、小説家・浅原ナオトの「彼⼥が好きなものはホモであって僕ではない」(角川文庫刊)。Web⼩説サイト「カクヨム」で話題となり、2018年2⽉に書籍化、2019年4⽉にはNHKで「腐⼥⼦、うっかりゲイに告る。」のタイトルでドラマ化もされ、⼤きな反響を呼んだ。
【ゲイ】であることを隠し続けてきた純(神尾楓珠)と、純がゲイと知らずに告白した【BL好き】の紗枝(山田杏奈)。妻子を持ちながら密かに純と付き合う誠(今井翼)。交わるはずのなかった純と紗枝が出会い、お互いの悩みや内面を知り、しだいにお互いを尊重し合い、特別な関係を築いていく。純の恋人の誠はアイデンティティに悩む純にかつての自分を重ねるように優しく寄り添う。
世間にはびこる“ふつう”という価値観と自分らしさとの狭間で葛藤する純と、その苦悩を知らず純に告白する紗枝。自分が「好き」なものを「好き」と表立って言えない純と紗枝の出会いからお互いの誠実な告白まで、2人の想いと距離感が伝わる特別動画となっている。
■WEB用特別動画 純と紗枝①【書店】~彼女との距離0.1ミリ~
純と紗枝の出会い。
「その時、彼女との距離0.1ミリって、何の映画だっけ?」

■WEB用特別動画 純と紗枝②【水族館】~摩擦ゼロ~
水族館でデートする純と紗枝。
「物理の授業で『ただし、摩擦はゼロとする』ってあるでしょ?『空気抵抗は無視できるものとする』とか」「複雑なことを無視して、世界を簡単にしたくないんだ」

■WEB用特別動画 純と紗枝③【ホテル】~秘密の共有~
純の恋人、誠。
「どんな子?この本の持ち主。同じクラスの子って言ってたじゃん」
「心配だな、秘密の共有は人を親密にする」「純と急接近するかも」

■WEB用特別動画 純と紗枝④【観覧車】~紗枝の告白~
観覧車の中で、紗枝は純に告白する。
「私、安藤くんのことが・・・」

■WEB用特別動画 純と紗枝⑤【美術室】~純の告白~
純の告白。
「三浦さんは、いつか結婚したり、子どもが欲しいと思う?」
「僕もそういう幸せがほしいって思ってしまうんだ」「でも、僕は・・・」

12月3日(金) TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー