コロナウイルス感染拡大防止の観点から1年もの長期間、公開を延期していた『老後の資金がありません!』。ようやく10月30日(土)より封切られ、週末動員ランキング実写映画第1位に輝いたほか、11月10日(水)時点で動員50万人&興行収入6億円を突破!最終興収10億円を見込むHappy!な大ヒットスタートを切っている。そこで、映画の大ヒットを祝い、主演の天海祐希をはじめ、劇中で天海の親友さつき役を務めた柴田理恵、天海演じる篤子の娘・まゆみの結婚相手の両親役を演じた佐々木健介、北斗晶夫妻が大ヒット御礼の舞台挨拶イベントに登壇した。
映画上映直後、来場者の満開の笑顔が咲き誇る会場に、天海祐希、柴田理恵、佐々木健介、北斗晶夫妻が登場!さっそく天海が「すごく嬉しいです。また元気な姿を皆様にみせることができた事、皆様の元気な姿を見られた事、本当に感無量です!」と大ヒットの喜びをコメント。作品を鑑賞したばかりの客席に向けて「映画はいかがでしたか?」と天海が問いかけると、場内も溢れんばかりの大きな拍手で応え、会場全体が大ヒットを祝うお祝いムードが全開!柴田も「こんなにたくさん来てくださってありがとうございます!本当に嬉しい!!」と喜びを明かすと、佐々木は「僕たち家族は映画が好きなので観に行くことはよくあったけど、まさか出演できるなんて夢にも思ってなかった…今でも興奮しています!」と初めての映画出演を振り返り、北斗も「こういった舞台挨拶にも初めて参加させていただきました!舞台にあがる際に゛俳優の皆さんです!゛、と紹介していただけるじゃないですか。天海さんや柴田さんは当然ですが、私達は裏で違う、違うと話していました(笑)。」と冗談で会場の笑いを誘い、人生初となる舞台挨拶を楽しんでいる様子を見せた。

映画公開後、ネット上では「もうとにかく楽しい!ひたすら笑って、笑って、泣いた最高の2時間でした!!」、「最初から最後までずっと面白かった〜!見るだけで笑えて元気でハッピーになれるエンターテイメントだった。多幸感。」、「映画館でこんなに笑ったのは人生で初めてってくらい面白かった!」と絶賛の声が続々と届いており、その反響が大きな話題にもなっている本作。天海は「私の母が観てくれて…面白かったと言ってくれました。」と自身の周りでもその反響が届いていることを明かすと、劇中、ギョーザのチェーン店を立ち上げた夫婦を演じた佐々木、北斗の元には、ギョーザ売り出さないの?食べたいんだけど、というまさかの反応が多いとか!意外な反応に場内にも笑いが起きる中、柴田は「やればいいじゃない!料理うまいんだから!!」とまさかの便乗コメント。これには北斗もノリノリで「スタッフさん!私たちギョーザ売りますよ!」と宣言し、会場はギョーザトークで大盛りあがり!

劇中さながらのHappyな雰囲気が広がる中、親友役を演じた柴田との共演について聞かれた天海は「大先輩なんですけど、とてもオープンでフレンドリーな方。本当に友達のように現場で過ごさせていただきました。」と明かすと、柴田も「天海さん自身もそう!以前、共演させていただいた後にプライベートで舞台を観に行った際、現地で天海さんにもお会いできたんです。天海さ〜ん、先日はありがとうございました!ってお声がけしたらお呼ばれして。何かな〜と近づいていったら「飴あげる!」って!飴いただいちゃいました。(笑)」と意外なエピソードを披露。天海も、恥ずかしそうに当時を思い出して笑顔をみせながら「柴田さんは富山ご出身ですが、私の祖父母も富山で。あそこあそこ!って懐かしいお話しで盛り上がったりもしましたよね。」と明かし、劇中さながらの仲の良さを披露していた。

そんな二人が共演するシーンで何と言っても大注目なのが、毒蝮三太夫や三谷幸喜も揃い、草笛光子が男装を披露する本作一の爆笑シーン。完成した映画を観て「あのキレイな草笛さんがこんなことまで!?」と草笛の男装姿に驚いたという北斗。佐々木も「どこまでが台詞でどこからがアドリブなのか分からないんです。(笑)」と同じ出演者ながら本作肝いりの名シーンを楽しんだ様子。そんな二人の姿に「(草笛の)歯がとれちゃったのは本当なのよ!」と柴田が割って入ると、天海も「そうそう!コンタクトを探すみたいに、歯が…歯が…ってみんなで探したんだから!」と爆笑エピソードを披露して、場内にも大きな笑いが起きていた。
さらに、天海、柴田、佐々木、北斗の4人全員が共演した生前葬でみんなで歌い踊るシーンを思い出した柴田は「あのシーンはすごく練習したよね!!」とまるで学生時代の思い出を語るかのように満面の笑顔をみせると、天海は「日光が陰ってきちゃうから影との戦いだったんですけど、草笛さんは歌うことに集中されていたから、(草笛さんの)お顔がかげらないように誘導したりして。とても思い出に残る1シーンになりました。(笑)」と主演でありながら撮影アシスタントまでこなしていた撮影秘話が飛び出した。北斗も「私達は体がでかいから影も大きくなっちゃて(笑)」と当時の思い出を明かしつつ、佐々木は「天海さんと松重さんのいるお家に、ご挨拶に行く撮影もすごく緊張しました。でも年頃の息子がいるので、いい練習になったね!」と北斗に問いかけ、北斗も強くうなずくなど、夫婦ならではのエピソードをコメント。

そんな二人は本作の撮影中に結婚25周年を迎えたとのことで、場内には改めてお祝いの拍手が。北斗は「映画初出演というすごい思い出ができました。しかも、映画初出演というだけでなくて、歌のシーンの練習のためにカラオケBOXに初めて行ったんです!と映画出演以外にカラオケデビューを果たしたそう。「夫婦二人でこういう楽しみもあるんだなと思いました。」という北斗はさらに、映画がきっかけで老後の事を考え始めたと言い「エンディングノートを用意しました!」と驚きの事実を告白。柴田から「早すぎない!?」とツッコミが入ると、劇中さながらのやりとりに場内も大きな笑いが。続けて柴田は「私も、夫婦で映画を観に行ってから、こんな事もあるね、こういうのもいいよね、と素直に色々な話しができました。夫婦で観に行くのもいいと思います。」と映画をアピール。それに対し天海も「どんな年代の方にも楽しんでいただける作品です。友達や夫婦や両親と、色々なお話しができると思うので、ぜひこの映画をそのきっかけに使ってください。映画を観て、きよしくんの歌を聞いて、Happyになってくれたら嬉しいです。ぜひよろしくお願いします!」と締めくくり、終始、笑いの耐えないHappy!な舞台挨拶は幕を閉じた。
大ヒット公開中