現代を生き抜く女性の抱える不安、寂しさ、希望をていねいに描いたおかざき真里原作の映画化『ずっと独身でいるつもり?』より、田中みな実、松村沙友理が、各々ふくだ監督と対談し、思い存分語り合う特別番組が日活公式youtubeチャンネルで配信開始、改めて出会いから撮影時のエピソードなどを語り合った。
「女子をこじらせて」の雨宮まみによるエッセイを「サプリ」のおかざき真里が漫画にした伝説的コミックを原作とする本作。主人公を演じるのは、近年女優としても活躍の幅を広げている田中みな実。初主演となる本作では、やりがいある仕事や暮らしに充足感を得ながらも、周囲の雑音に傷つき、苦しみ、揺れる30代の独身女性を等身大で演じている。そんなまみと同じく、自分にとっての「幸せ」をさがす女性たちを市川実和子、松村沙友理、徳永えりが演じ、そのほか稲葉友、松澤匠、山口紗弥加、藤井隆、橋爪淳、筒井真理子ら豪華キャスト陣が脇を固める。

対談番組では、田中、松村ともに、ここでしか見ることが出来ない表情を映しだしている。田中はふくだ監督との初対面について、覚悟を決めて挑み、作品に対する疑問や意見をぶつけたという。そんな田中との初対面がふくだ監督にとっても楽しく、もっと早く会いたかったと語る。映像の最後の方には、「ふくだ監督が脚本からすべて手掛ける作品に携わらせて頂きたい」と田中自らラブコールを送っている。
■特別対談番組 田中みな実&ふくだももこ監督

一方、松村は、“パパ活女子”という今までのイメージとは違った役柄に挑戦し、「全てのシーンで事件があった」と語るほど印象深い撮影だった事を明かしている。その中でも、特に印象に残っているシーンについて話が及ぶと、松村演じる美穂が、真夜中の六本木を裸足で疾走するシーンについて話が進み、松村本人がどうしても、もう1テイクやらせて欲しいと直訴してくれたお陰で、とても良いシーンになったとふくだ監督も、松村の成長に感嘆した様子だった。それを聞いた松村は、「今までは諦める事が多くて、諦める事が得意になっていたが、あのシーンは納得するまでやりたかったし、監督にも納得して欲しかった」「やり直しさせて下さいと言ったのも初めてだった」と本作における、熱い想いを吐露し、思わず涙を流した。
■特別対談番組 松村沙友理&ふくだももこ監督
さらに、この2つの映像には続きがあり、後半部分の内容は、田中みな実、松村沙友理が各々、ふくだ監督と一緒に、公開前の本編の一部を鑑賞するビジュアルコメンタリーになっている。田中みな実の映画初出演クランクイン時の感想や、松村沙友理が熱演した疾走シーンも含まれているビジュアルコメンタリーは、ムビチケ購入者限定コンテンツになっており、詳細は映画公式HPから確認出来る。


11月19日(金)全国ロードショー