すみっコぐらしの映画第2弾『映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ』の舞台挨拶付きおひろめ試写会が10月22日都内で行われ、井ノ原快彦、本上まなみ、大森貴弘監督、そしてとかげ&しろくまが参加した。

前作からバトンを受け継いだ大森監督は「3Dアニメーションもセリフのないキャラクターも初めて。でも演出していくうちにキャラクターたちが集まったり離れたりするだけで十分に表情が出ると思った」と紹介。井ノ原と本上のコンビについては「僕も続投を願っていました!」と大喜びだった。また主題歌『Small world』を担当するBUMP OF CHICKENについては「まさにピッタリ!それに私は朝ドラにハマっているので、主題歌が同じBUMP OF CHICKENさんというのも嬉しい」と太鼓判。アニメ界で引っ張りだこの脚本家・吉田玲子氏の起用についても「知的かつ構成もしっかりしていて、打てば響くような脚本」と自信を持っていた。

さらに“魔法”をテーマにしたストーリーにちなんで、現実にあったらいいな!と思う魔法を発表。本上は「ちょっとジャンプしただけで2階まで上がれる魔法」と空想し「とかげのおうちには美味しいものが実っているので、この魔法を使えばヒュッ!と取れる。下りる時にはフワッと」と笑顔。一方の井ノ原は「怒っている人の語尾が『ぽ』になる魔法」と明かし「いくら怒っても語尾が『ぽ』になるので、怒る気持ちがなくなる。そうすれば世の中が平和になる」と優しい世界を想像していた。
最後に本上は「コロナ禍で毎日しんどかったり辛かったりすることもあるけれど、そんな中でもちょっとホッとできるように、この映画が皆さんの心に寄り添ってくれればいいと思いながら作品に参加しました。この作品の上映が皆さんにとっての温かい素敵な時間であることを願っています」とアピール。井ノ原も「すみっコの世界は、お互いがお互いを支え合い、お互いのネジを巻き合っているような世界。僕たちが住むこの世界もそうなっていったら嬉しい。カワイイとかプニプニしているということが、こんなにも人を幸せにしてくれるのかと思う。明日もっと他の人に優しくなれそうな気持ちになる映画です。最後まで楽しんで」と思いを込めていた。
また、11月5日の公開より、入場者特典の配布が決定!

11月5日(金)全国ロードショー