『余命10年』小松菜奈、坂口健太郎 W主演決定!最旬実力派の2人の、切なさと、生きる輝きが詰まった特報映像も解禁!

(C)2022映画「余命10年」製作委員会 【原作書影クレジット】文芸社文庫NEO刊
9月22日(水)

2017年の発売以来、ただの恋愛小説にとどまらない、切なすぎる小説としてSNS等で反響が広がり続け、現在すでに50万部を突破している「余命10年」(小坂流加著/文芸社文庫NEO刊)。第6回静岡書店大賞の「映像化したい文庫部門」の大賞を受賞するなど、書店員からも映像化を希望する声が多く上がっていた本作を、『新聞記者』(第43回日本アカデミー賞6部門受賞)『ヤクザと家族 The Family』の藤井道人監督がメガホンを取り、2022年春に公開する。

映画化発表後から「茉莉や和人を誰が演じるのか」と話題を呼び続けている本作。数万人に一人という不治の病で、余命が10年であることを知った20歳の茉莉(まつり)役に、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(16年公開)、さらには『糸』(20年公開)の大ヒットが記憶に新しい小松菜奈。自らの余命を知りもう恋はしないと誓いながら、和人に惹かれていく主人公・茉莉役を演じる。原作小説の著者(小坂流加)は、茉莉と同様に難病を抱え本作の文庫化を待たずして亡くなっており、著者の遺した想いを小松が引き継ぎ、全身全霊で演じる。茉莉と恋に落ち、茉莉を変えていくきっかけを作る若者・和人(かずと)役には、連続テレビ小説にも出演し精力的に活動の幅を広げる坂口健太郎。このたび初共演となる最旬実力派の2人のW主演が決定した。


あわせて今回、小松と坂口2人の感情がぎゅっと詰まった、息をのむ美しさの特報映像も解禁。カニューレを身体につけ、自身の余命を知り覚悟を決めるかのような茉莉(小松)の表情。ここから彼女は最後の10年を生きる。まるで、人生の始まりみたいに。生きることに執着しないよう、恋だけは決してしないと心に決めていた茉莉の一方で、生きることから逃げ続けている若者である和人(坂口)。2人の出会いはそれぞれの人生を大きく変えていく。

『余命10年』特報

茉莉に優しく寄り添うような和人の目線で綴られる切ない映像は、ビデオカメラで切り取られた、2人の何気ない日常が次々に映し出されるのに呼応して、RADWIMPSの旋律が徐々に盛り上がっていく。まさに「君と出会って、この世界が愛おしくなった」という言葉どおりに、藤井道人監督の透明感のある映像美が、かけがえのない2人で過ごす一瞬一瞬を鮮明に映し出し、誰もが経験する「普通の毎日」の素晴らしさを伝えてくれる。

●小松菜奈/茉莉役コメント
撮影は約一年かけて季節を追いながら、息をする事さえも丁寧に向き合って来ました。このお話しは、題名の通り、命のお話しです。もちろん、命なので軽いものではないからこそ、簡単には挑めないことも分かっていましたし、どのように伝え、どのように受けとられるのか、正直、私も演じる前はいろいろ考えました。でも、最後を見るのではなくその人が生きている過程をどう生きてあげるか。生きている証をどう刻むのか。その気持ち次第で見え方と演じ方が180°変わる、私が彼女の人生を生きようと覚悟が決まった瞬間です。カメラが回ってない時にも涙が止まらなかった事は今でも忘れません。自分じゃないのに自分の人生の中に2つの人生を歩んだ一年は本当に何にも変えられない変えることの出来ない、かけがえのない時間が詰まっています。2022年春、是非楽しみにお待ち下さい!

●坂口健太郎/和人役コメント
すごい瞬間を観た、確かに生きていた、と思った。
自分がそこにいる作品で、こんなに泣いたのは初めてでした。
改めて命を考える、一人でも多くの人に見てほしい作品になりました。

●藤井道人/監督コメント
小松さんと坂口くんと駆け抜けたこの1年間は、宝物のような時間でした。
そして、関係者試写を終えた二人の表情を観て、この映画の監督が出来て本当に幸せだなと思いました。
二人が演じた10年の月日が刻まれた『余命10年』を楽しみにしていて下さい。

●楠千亜紀/プロデューサーコメント
小松さんは、役に向き合う為1年間に及ぶ減量に取組み、私達はその姿をただ見守るしかありませんでした。茉莉として真剣に10年を生き切った彼女を見届けて下さい。
坂口くんは、本当に20歳から30歳までの10年間を撮影したかのように声や顔、目つきまでも変化させ、和人という難しい役柄を完璧に演じ切っていました。


2022年春 ROADSHOW

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