『護られなかった者たちへ』第26回釜山国際映画祭 A Window on Asian Cinema部門にて上映決定!

(C)2021映画『護られなかった者たちへ』製作委員会
9月15日(水)

「このミステリーがすごい!」受賞作家・中山七里の傑作小説を映画化した『護られなかった者たちへ』が、第26回釜山国際映画祭「A Window on Asian Cinema部門」にて上映されることが決定した。数多くの映画ファンから注目されている同映画祭にて、海外初上映となる本作。上映決定を受けて、瀬々敬久監督からコメントも到着した。

連続殺人事件の容疑者として追われる主人公・利根役に佐藤健、彼を追う刑事・笘篠役を阿部寛が演じるほか、清原果耶、倍賞美津子、吉岡秀隆、林遣都、永山瑛太、緒形直人など日本映画界最高峰の実力派キャストが集結。本作は日本中を衝撃と感動で包み込む、第一級のヒューマン・ミステリーとなっている。


今年で26回目の開催となる釜山国際映画祭は、韓国初の国際映画祭として発足し、アジアの優れた新人監督の発掘や新作の発表に力を入れているアジア最大級の映画祭の一つ。本作が上映される「A Window on Asian Cinema部門」は、「アジア映画の窓口」と呼ばれ、様々な観点とスタイルを持つ才能豊かなアジアの映画監督らによる、世界水準の最新作やその年の代表作を紹介する部門だ。

毎年、日本映画も多く招待されており、今年は同部門34作品上映のうち、5作品が邦画タイトル予定となっています。なお映画祭での本編上映後には、瀬々監督によるオンラインでのQ&Aも予定されている(10月14日(木)21:15~予定)。

【瀬々敬久監督コメント】
釜山国際映画祭には今までも何度となくお世話になってきました。日韓の政治的な関係は変わらずですが、映画は広く国境を越えてつながれるものだと信じています。生活保護という問題を通して震災以降の日本の現実を描いた『護られなかった者たちへ』が、ともにコロナ禍という共通の危機に直面している韓国の人々にも共感できる映画となっているのか、今から緊張しながらも韓国の方たちの反応が楽しみです。そして、苦労も多いと思いますが、この状況のなかで開催される釜山国際映画祭、応援しています。

10.1 (FRI) 魂が、泣く。

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