現在大ヒット中の映画『東京リベンジャーズ』。各種公式SNSのフォロワー数もかなりの数字となっており、Twitter、Instagram、TikTok、LINEを合計すると総フォロワー数100万人超!特にInstagramはフォロワー数もさることながら、アップされているキャスト達の“エモい”オフショットが度々ネットニュースにもなるなど、話題となってきた。
通常映画の現場にはスチールカメラマンが入り、その撮影した写真を各種宣伝活動で使用していくのだが、本作は通常のスチールカメラマンとは別にSNS用のカメラマンを現場に入れている。結果としてこの体制が大成功だったことは間違いないが、何故この様な異例の体制を取ったのか?

本作のプロデューサーを務めた岡田はその理由を“現場の熱”を届けたかったからだと語る。「以前から、作品を皆様に届けるまでのプロセスで「もっと、現場の熱が届くような方法は無いか」と模索し続けていました。その中で、作品の公式SNSでもっと出来ることが沢山あるのでは?と思い、SNS専属のカメラマンを起用してみよう!というチャレンジをすることにしました。私自身インスタグラム等SNSは日常的に愛用していますし、ただの宣伝ではなくもっと作品を身近に感じてもらいたくて思い付いたアイデアの一つです」。

そんな想いを受けたのはフォトグラファーのENO。岡田とはプライベートでも友人であり、“この世界観で東リベの現場を切り取って欲しい!”と岡田自らオファーをかけたという。「私やキャストとも歳が近く、求めていることの共有もスムーズに出来ました。現場でのこのようなオフショット撮影はあまり前例が無く手探りの部分も多かったですが(笑)その分、キャスト等の生き生きとした姿が切り取れたんじゃ無いかなと思っています!」。

この英断によって我々はキャスト達の魅力満載且つ、現場の雰囲気を感じられる“エモい”写真を拝むことができたのだが、前例のないSNS用カメラマンとしての起用に、本人はどう感じたのか?ENOは「普段の広告撮影の仕事とは全く違うであろう現場に入れることが嬉しかったです。映画業界自体のSNSアカウントをもっと格好良くしていきたいという、岡田さんの要望もとても理解できていたので自分の力を存分に発揮してやろう!という気持ちでした」と非常に前向きな気持ちで臨んだとコメント。普段とは異なる環境での撮影に対しては「東卍アジトでの撮影は、あまりにも照明が綺麗で驚きましたし、とても勉強になりました。あとは、集会時の神社の空に浮かんだ照明器具にも驚きました。個人的に、いつも照明の細かいセッティングや、カメラマンさんの動きやアングル等を見ていました。」と映画ならではの現場を学びながら撮影していたと語った。

複数の投稿写真でInstagram の“いいね!が”10万を超えている好反応に対しては、「こちらはキャストさん、他の皆様の力も存分にあるかと思います。自分だけの力では到底なし得る事ができないムーブメントを世の中に起こせた事はとても嬉しいことですし、自分自身も勉強になりました。格好良い被写体と完璧な光とメイク+etc が揃っているので、あとは格好良く撮るだけでした。」とコメント。最後に改めて本作への参加を振り返り、「映画という初めての現場で、延期やコロナによる様々な弊害が出たりと、とてもハードでしたが、原作のファンでもあった為ここまで流行ってくれたのは本当に嬉しいです。続編があれば(笑)、何卒宜しくお願い致します!」と主要キャスト達同様に、続編への参加を熱望した。

主要キャスト、スタッフは勿論のこと、SNS上でも公開当初から声が上がり続けている“続編”への期待の声。もし正式に続編が決まった暁には、ENOによる“エモい”写真が作品と共にまた私達を楽しませてくれるかもしれない。
大ヒット上映中!!