ポスターは写真、チラシは絵?!『素晴らしき、きのこの世界』温かみのあるイラストチラシが完成!

(C)2018, Fantastic Fungi, LLC
8月11日(水)

ナショナルジオグラフィックやディズニーネイチャーのドキュメンタリー作品を手掛け、タイムラプス映像のパイオニアと言われる映像作家ルイ・シュワルツバーグが、きのこ・菌類の秘めたる力に迫った驚異と希望のドキュメンタリー映画『素晴らしき、きのこの世界』のチラシが完成した。

きのこ・菌類は、食物としてだけでなく、様々な生命の再生や維持、アルツハイマーやがんなどの治療、環境汚染の浄化にまで役立つことから、地球上の様々な問題へのきのこの応用が今、期待されている。
本作は、幻覚作用をもたらす一方で、人間の命を救うほどの力も持っていると言われる、きのこ・菌類の知られざる可能性を提示。偉大で神秘的なきのこの力を知ることで、鑑賞後には誰もが未来への希望を感じるはず。パンデミックを経験し、希望をなくしがちな今だからこそ、心に響く一作だ。本国アメリカではなんと20週にわたる超ロングラン上映が行われ、予想をはるかに超えるヒットを記録。アメリカの映画批評サイト、ロッテントマトでも100%フレッシュを獲得するなど高評価を受けている。


▲ポスター

今回到着したのは、BRUTUSやポパイ、Penなどの雑誌や書籍、広告など多岐にわたって活躍するイラストレーター阿部伸二さんによる、超精密ながら温かみのあるイラストを使用した映画チラシ。鮮やかな緑色を背面にカラフルなきのこが並ぶ美しいデザインは、書籍、広告などを中心に幅広く活動するグラフィックデザイナーの矢部綾子さんが手掛けている。

▲チラシ

ほぼ同デザインながら、ポスターは写真、チラシはイラストという、異なったビジュアルを使うのは稀。デザインを手掛けた矢部さんは「瞬く間に形が変わり成長するきのこ、鮮やかな色に変化しながら生物を分解していく菌など、ミクロの世界の素晴らしいビジュアルに感動しました。その迫力が伝わればと思いデザインしました」、イラストレーターの阿部さんは「描くだけで幻覚を見そうな魅力を感じました」と語っている。本チラシは、ミニシアター系の映画館に設置中。是非、手にとっていただきたい。

9月24日(金)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開

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作品紹介

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