阪元裕吾監督『ベイビーわるきゅーれ』トークイベント実施!ファンである日比美思も登壇!

(c)2021「ベイビーわるきゅーれ」製作委員会
8月3日(火)

社会不適合者な“元女子高生”殺し屋コンビが社会に馴染もうと頑張る異色の青春映画『ベイビーわるきゅーれ』トークイベントに、主演の髙石あかりと監督の阪元裕吾及び、本作のファンである日比美思が登壇した。

監督が、本作がFilmarksの初日満足度ランキング第1位を獲ったと発表すると、会場からは大きな拍手が。髙石は、「1位と聞いて、何の1位かなと思ったら、『クレヨンしんちゃん』の上に『ベイビーわるきゅーれ』というのが衝撃的だった。」と興奮冷めやらぬ様子。冒頭、日比が、トークイベントへの登壇理由について、「本編には全く出ていないんですけれど、ただただ『ベイビーわるきゅーれ』好きとして今日来させて頂きました。あかりちゃんと同じ事務所で、一度舞台で共演して、今はオンラインサロンを一緒にしたり、よくお仕事を一緒にさせて頂いている仲の良い後輩です」と説明。

本作の感想を聞かれた日比は、「こんなに、”ど青春”と”おしゃれ”と”萌え”が共存している映画ってなかなかないので、『好きじゃん‼︎』となりました。とにかく二人がかわいいです。”殺し屋”と”可愛い女の子”って全く正反対のイメージなんですけど、それが合わさることで、こんなに最強なことってあるんだとびっくりしました。二人のアクションシーンも素敵だと思うけれど、私はよく出る食べるシーンが好きです」と回答。監督が「基本何か食っている。特にまひろは」と返すと、日比は、「だらーっとぼけーっとしゃべりながら食べているところと、ババッとアクションで決めるところの緩急がバチッと決まっている。」と本作の魅力を語った。髙石が「伊澤さんの食べ方に注目してほしい」と言うと、監督は、「まひろが毎回毎回食べている時に何かをするので、楽しんでください」と、これから観る観客にアドバイスをした。


日比は、「それぞれが一人で歩くシーンとかも、『エモい』という言葉だと軽く聞こえちゃうかもしれないけれど、本当に素敵なシーン」と指摘。「映画を見ると、まんまあかりちゃんだなと思う。普段お話ししている時もあんな感じというか、可愛いけれど、スパッと面白いテンションで一言言う」と言うと、髙石は、「インタビューだとピシッとしゃべらなきゃというのがあるので、『ちひろと違うね』と言われることが多かったですが、素になるとちひろみたいにダラダラしゃべっちゃうんです。」と話した。

髙石が「最近まで当て書きじゃないと思っていたけれど、監督のインタビューで当て書きと読んだ」と話すと、監督は、「『ある用務員』で二人に別の役で出てもらいました。伊澤さんがツッコミ役で、髙石さんがパッパラパーでアホみたいな二人組だったんだけれど、撮影現場では真逆で、髙石さんの方がどっしり座って『出番待っていますよ』という感じで、伊澤さんは『大丈夫でした、今の?』『できるかわからないです』とずっと言っていて。セリフも一度噛んでNGを出したら『すみません!』ってなる人はなるんですけど、伊澤さんは尋常じゃなくて、『あーやっちゃった』という感じの人で、『ほんまは逆だったんだ』というのが見てておもろかったので、そのまんまキャラクターに入れ込めるんちゃうかなと思って入れていきました。それと、自分自身の社会とのやりづらさをどっちにもちょっとずつ入れていきました。わかりやすくどっちがつっこみ役でどっちがボケとキャラクターを分けすぎるのも面白くないと思って、普通だったら『こっちがオタクでこっちが陽キャ』とするところを、家ではメガネかけてSwitchをやっているというような、普通だったらまひろにするキャラ付けをちさとにするなどしました。」とキャラクター造形について言及した。

監督は脚本執筆の方法について、「『花束みたいな恋をした』の脚本の坂元裕二さんが言っていた言葉をそのまま言いますけれど、『降りてくるのを待つだけ』です。ガストで7時間はぼーっとしていて、残り3時間くらいで『なんかきたかな』とバーっと書いて、〆切の朝までドーパミンみたいなのを出して全部を終わらせるという感じです。『この言い回し変じゃないかな』と自分で喋りながらやっています。」と裏話を披露した。

髙石からは、「本作を撮影している時も『ここアドリブあったらいいな』とおっしゃったシーンで、 監督が『こういうのいいな』とおっしゃったと思ったら、急にドバーって出てきて、『私たちはアドリブ必要ないじゃん』というくらいどんどん追加していっちゃう」との証言も。監督は、「殺し屋が殺しの時間に遅刻して『遅刻、遅刻』と言うシーンも、台本には『遅刻、遅刻』しかなかったのに、当日『これも忘れ物をしましょうか』とカットを割らずに、『忘れ物、忘れ物』と何往復もさせた」と例を挙げ、髙石は、「恐怖でした。でも、その前に、5-6ページの長回しのシーンもあったので、割り切りました」と当時の心境を話した。長回しが多い理由について、監督は、「アクション映画だけど、空気感を大事にするのをひたすら考えてやっていた」とこだわりを見せた。

最後に日比は、「私はただの『ベイビーわるきゅーれ』好きですが、お話させていただいて、ありがとうございました。私は映画には全く携われてはいないですけれど、本当に素敵な映画で、これからたくさんの方に見てもらえる機会が増えることを楽しみにしています」、髙石は、「Filmarksさんだったり、ツイッターなどですごく大きな反響をいただきまして、自分でも信じられないくらい感動を毎日毎日いただいております。これからもいろんな方に届けられるように、ぜひ皆さん拡散などしてください。伊澤さんと『この作品を育てていこうね』とLINEをしたので、もっと大きくできるように、精一杯頑張りたいと思います。」とメッセージを送った。

テアトル新宿ほか全国順次公開中

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作品紹介

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