元気いっぱいに子供たちが暴れまわる不朽のフランス映画『わんぱく戦争』予告編&場面写真解禁‼

(C)1962 ZAZI FILMS
7月8日(木)

『わんぱく戦争』の公開まで残り1か月と迫った今回、予告編が解禁された。

些細な言い合いから石を投げられ、“フニャチン“と悪口を言われる。実に子供らしい喧嘩から戦争ごっこへと移行していく様子から予告編は始まっていく。その後は子供たちが自ら考え、ボタンやサスペンダーを奪い合いながら泣き笑いを繰り返す姿が活き活きと描かれている。全編を通して、軽快な「わんぱくマーチ」の音楽に乗せて子供たちが戦争ごっこに明け暮れる、ポップな映像に仕上がった。

『わんぱく戦争』予告編

併せて解禁された場面写真では、本作の愛くるしいキャラクターちびジビュスや、木の陰に隠れて戦いの時を待っている裸の子どもたち、仲間たちの作戦会議の最中など、バラエティに富んだ印象に残るシーンの数々が切り抜かれている。



本作はフランスの国民的作家ルイ・ペルゴーの小説「ボタン戦争」(1912)を、舞台俳優出身の監督イヴ・ロベールが、『禁じられた遊び』のシナリオを描いたフランソワ・ボワイエと共同で脚色した作品である。南フランスの田舎の風景をバックに、軽快なタッチで描かれる子供たちによる争いは、当時のフランス社会を面白おかしく風刺している。日本も含め世界中で大ヒットし、その後も何度かリメイクが作られるなど人気を博した。中でも愛くるしいキャラクターのアントワーヌ・ラルチーグ扮する”ちびジビュス”の口癖「嫌んなっちゃう 来なきゃよかったよ」はフランスでは有名な流行語となった。


出演した100人の子供たちは演技経験の全くない素人だったが、彼らの元気溢れる自然な演技は観客の心を掴んで離さない。強い団結力によって統率された少年グループ2組の抗争を、文字通り体当たりで表現してみせた。また劇中でも流れる軽快な「わんぱくマーチ」は当時のNHK「みんなのうた」にも選ばれ、作詞家 阪田寛夫氏(童謡「ねこふんじゃった」「サッちゃん」)による歌詞がつけられて当時の子供たちにも口ずさまれることとなった。そんな不朽の名作が製作から実に60年の時を経て、デジタルリマスター化されスクリーンに帰ってきた!


8月6日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて全国順次ロードショー!

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作品紹介

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