「剣心は今後も大切な存在であることは変わらない」大友啓史監督登壇のIMAX(R)舞台挨拶に佐藤健&江口洋介がサプライズ登場‼

(C)2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」製作委員会
6月21日(月)

『るろうに剣心 最終章 The Beginning』の大ヒット、そして6月20日(日)の「るろうに剣心」主人公の緋村剣心の誕生日を祝して緋村剣心誕生日記念『るろうに剣心 最終章 The Beginning』in IMAX(R)舞台挨拶を実施!シリーズ全作品でメガホンをとった大友啓史監督の他、サプライズで観客に紛れて本編を鑑賞していた佐藤健と江口洋介も登壇!予想外のキャスト登壇に喜ぶ観客の前で、『るろうに剣心』10年の歴史を共に歩んできた佐藤、江口、大友監督の3人がIMAX(R)ならではの映画体験、そしてこれまでのシリーズの歴史を語り尽した。


予想外の登場に喜ぶ観客の盛大な拍手に包まれ、本編を観たばかりの興奮さめやらぬ空気の中、監督とともに佐藤、江口も『るろうに剣心』トークに加わった。サプライズで駆けつけた佐藤は、「たまたま時間が空いてスケジュールが合いまして…『The Beginning』はIMAX(R)で観れてなかったので。江口さんと堂々と新宿で軽くデートしてから、ここへ来ちゃいました(笑)」と明かし、「意外に全然バレなかったです(笑)」と驚きながらも笑顔をみせる江口。佐藤は「実は、舞台挨拶とかもっとやっていこうよって江口さんからお声掛けいただいて…この企画を実現することができました」と経緯を明かした。

劇場で一緒にIMAX(R)で鑑賞し、佐藤は「何回みても素晴らしい映画。改めて自分にとっての“剣心”について考えさせられる。いろんなシーンで感極まるのですが、エンドロールが一番グッと来たりします。本当に素晴らしい作品に参加できて幸せです」と語った。江口は「現場では、健には剣心と斎藤の関係を意識してあまり喋らず、緊張感をキープしていました。こうやって映画が公開できるようになって、1人でも多くの人に10年間築いたこの作品を観ていただきたいと思います。こうやって観客の方と一緒に観る経験が僕自身あまりなく、映画ってすごいなと改めて思いました。健が横で涙を拭いている姿をみてぐっとしたりして…やっぱりIMAX(R)はすごいですね」とコメントした。監督は改めて、「この作品は一番いいコンディションで作っていて、音も含めて仕上げた様そのままで観ていただける。さりげない芝居の奥に本当に感情が宿るんですよね。画角とか映像の奥行きとかだけでなく芝居の奥行き、多分普通のスクリーンよりも味わっていただけるのがIMAX(R)です」とこれ以上ない、『るろうに剣心』にとって完璧な環境のスクリーンを絶賛。そして、佐藤は「観ながらいろんなことを思い出していましたが、クランクインの時と同じメンバーで今この場に立てていることがすごいと思います」と偶然ともいえる奇跡に驚きをみせた。

また、「やっぱり1作目から10年間、同じスタッフやキャストで一緒にできるのは、役者として改めて幸せなことなんだと実感します」と感慨深く語る佐藤。監督は「皆さん各地でたくさん応援してくださって、いろんな声を頂戴しています。1作目が公開した震災の時、助けられたとの声をたくさん頂きました。今回もこういう状況下ですが、まだまだ踏ん張って1人でも多くの方にこの作品に触れていただきたいと思います」と熱い想いを明かした。佐藤は「映画って劇場で同じ作品を何回観ても、その場の空気が毎回違う。1人で観る時とは全然違って、皆さんと一緒に感情を共有している体験ができるのが映画館ならではでした」と語り、江口も「こうやって映画館で作品を体感すると、改めて映画は分かち合うものだと思いました」と語った。今回、『The Beginning』を初めてIMAX(R)で鑑賞した佐藤が監督に「もはやセリフとか足してません?前に観た時には聞こえなかったセリフが聞こえた気がしました」と笑いながら尋ねると、監督は「IMAX(R)だと声がクリアになっているんですよね。低音が聞こえるようになっていると思います」と答え、佐藤は「最後、現場で“巴”って言った気がしていたのですが、今まで消えたんだと思ってました。でも、今日の剣心は言っていたんです(笑)剣心もいつもより呼吸が荒かったです」と違いに驚きを見せた。江口も「季節感とかより際立っていた。剣心が大根掘っているシーンとかこれまでよりも嬉しそうで、グッときました(笑)日差しも良く感じて…」と、笑いながらもIMAX(R)という環境だからこそ改めて気づいた魅力感想を熱く語り合った。

佐藤と江口は共演したシーンについて、江口は「この『The Beginning』で全部が繋がった気持ち。まだ昔話のようにしたくないですね。また機会があると信じて…取っておきたいです。5本まとめて観るオールナイトとか…」とこぼすと、「オールナイトやるんですか?」と食いつく佐藤。江口は「僕はいつでも来ますよ!(笑)1作目が観たくなる作りなので…全作品が大きな画面で観れる機会をぜひ…」と提案すると、監督は「5本やったら死んじゃうよ?全部観るには体力がいりますから…(笑)」と笑いながら答えながらも、「一作目の撮影のとき、冒頭の剣心の『来たか、新しい時代が』のセリフが大勝負だと思っていました」と当時の気持ちを語り、佐藤も「あのセリフは初めて剣心として撮影した台詞で、今でも鮮明に覚えています。とても緊張していて、巴を想いながら撮影に臨んでいました」と、10年前の撮影を振り返った。オールナイト上映について佐藤が、「もしやったら来ていただけますか?」と観客へ問いかけると会場は大きな拍手に包まれた。

本日6月20日は緋村剣心の誕生日ということで“おめでとう”と祝いの言葉を贈ると、“おめでとう剣心”の幕を持つ観客の姿も。監督は「剣心も愛されるキャラクターになったんだと感じる。映画で大変な目にあっている剣心を観ると心配になるんです(笑)幸せな人生を送って欲しいと願ってしまう。実写ならではの面白さですよね」と明かすと、佐藤も「剣心が心配になるのはわかります(笑)」と共感する。そして、「本当に仲良い親友って長く合わないこともあると思うんですが、僕にとって“剣心”はそんな存在。今後も大切な存在であることは変わらなくて、この先他の役を演じても、きっと自分のどこかにはいる存在になると思う」と自身にとっての“剣心”の存在の大きさを改めて語った。

また、監督から本作を観た佐藤、江口の周りの反応を尋ねられると、佐藤は「僕の両親はどの役やっても心配するんですが、剣心も巴もかわいそうって言っています(笑)。何回も劇場へ通ってくれているみたいです」と、江口も「いろんな方から観たって連絡いただいて、シリーズを重ねるごとにどんどんレベルが上がっていると絶賛してくださっています。アクションの凄さとか、今まで観たことないって言われます」とそれぞれ明かした。また、佐藤は自身のYouTubeでアクションのメイキング映像を公開した後、俳優の鈴木亮平さんより「マジですごい」と連絡があったそうで、劇場で観たという綾野剛さんからも「大傑作だね」と長文で感想が届いたと明かす。「皆さん注目してくださっているみたいで、連絡をくれます」と周囲の大きな反響に笑顔をみせた。

最後、監督は「今日はこうやって2人も参加してくれて、作品に対する愛情を改めてしみじみ感じました。今日IMAX(R)で観て、ここもスタッフは頑張ってくれてたんだなって僕自身初めて気づくこともあった。ぜひ大画面で楽しんでいただきたいので、皆さんの周りへぜひ宣伝していただけると嬉しいです」、江口は「本当に今の時代、運命のようにこの作品が出来上がりました。良い作品を観ていただき、エンターテインメントから得るエネルギーを感じて、映画業界を一緒に盛り上げてほしいです」、佐藤は「10年間応援してくださって、本当にありがとうございました!本当は皆さんの声を直接聞けたらよかったのですが、いつかシリーズ通してみんなで語り合う機会を作れたらと思っています。もしかしたら、まだまだ良いことがあるかもしれないのでその時にまたお会いしましょう」とまだまだ引き続き盛り上がりをみせる『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』へ期待を込めて、締めくくった。

るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning 大ヒット上映中

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