<パントマイムの神様>マルセル・マルソーの 知られざる半生がいま明らかに!『沈黙のレジスタンス~ユダヤ孤児を救った芸術家~』公開決定!

(C)2019 Resistance Pictures Limited.
6月8日(火)

<パントマイムの神様>と称され、エンターテイメント史に類稀なる足跡を刻むマルセル・マルソー。そんな彼が第二次世界大戦中にレジスタンス運動に身を投じた実体験を描いた力強く温かな感動作『RESISTANCE』が、邦題を『沈黙のレジスタンス~ユダヤ孤児を救った芸術家~』として公開されることが決定した。

2007年に84歳で亡くなるまで、世界中の俳優やミュージシャン、ダンサーたちに影響を与えたマルセル・マルソー。マイケル・ジャクソンの“ムーンウォーク”は彼のパフォーマンスからヒントを得たというエピソードはあまりにも有名である。しかし“沈黙の詩人”とも称された彼にはあまり知られていない一面もあった。

若かりし頃、マルセル・マルソーは第二次大戦中にナチと協力関係にあったフランス政権に立ち向かうべく、レジスタンス運動に身を投じていたのだ。彼はその活動内容を自ら語ることなくこの世を去ったが、かつての活動仲間でもあった従兄の証言や膨大の資料をもとに没後10年以上の時を経てマルセルの知られざる実体験を明らかにする。

マルセルを演じるのは、『ソーシャル・ネットワーク』でアカデミー賞🄬とゴールデン・グローブ賞にノミネートされたジェシー・アイゼンバーグ。自身もユダヤ人で母親がプロの道化師だったという生い立ちを活かし、アートにのめり込み自分を表現することしか興味がなく、自己中心的だった青年が、傷ついた子供たちとの出会いを経て、人間味豊かな魅力的な人物に変わっていく姿を生き生きと演じた。

マルセルが恋心を抱くエマには、『ハリー・ポッター』シリーズのフラー・デラクール役で広くその名を知られ、『テネット』のクールな科学者役も印象深かったクレマンス・ポエジー。当時、“リヨンの虐殺者”と恐れられたナチのクラウス・バルビー親衛隊中尉には、『ワルキューレ』のマティアス・シュヴァイクホファー。また、『めぐりあう時間たち』などで4度アカデミー賞🄬にノミネートされた名優エド・ハリスが、アメリカ陸軍大尉ジョージ・S・パットン役で出演、短いシーンながら作品の格を上げることに貢献している。

監督はポーランド系ユダヤ人で、ベネズエラで最も著名な映画監督であり脚本家、ベストセラー作家でもあるジョナタン・ヤクボウィッツ。代表作『ベネズエラ・サバイバル』は『タイタニック』や『パツション』を抜いて、ベネズエラ史上NO.1のヒットを記録し、ロバート・デ・ニーロ出演の『ハンズ・オブ・ストーン』はカンヌ国際映画祭に出品され、喝采を浴びた。その確かな手腕で、負の歴史に隠された人間の命への讃歌を描き出した。

到着した場面写真は、ナチに親を殺されたユダヤ人の子供たちにパントマイムで笑顔を取り戻そうとするマルセルがパントマイムに夢中になって次第に子供たちの表情が明るくなっていく刹那を切り取っている。彼と子供たちの絆が深まる象徴的な1枚だ。さらにナチのハーケンクロイツ旗がマルソーの背後に映るものや、彼がパントマイムを演じている印象的な後姿の写真も解禁となった。


8月27日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国公開

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作品紹介

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