全米有数の犯罪多発地域メンフィスのゲットーから世界へ…ドキュメンタリー映画『リル・バック ゲットーから世界へ』公開決定!

(C)LECHINSKI
5月24日(月)

アメリカ南部・テネシー州メンフィスのゲットーで育ったチャールズ”リル・バック”ライリーが世界的ダンサーとなるまでを描いたドキュメンタリー『 LIL BUCK REAL SWAN』が『リル・バック ゲットーから世界へ』の邦題で公開されることが決定した。

全米有数の犯罪多発地域で、キング牧師が暗殺された場所としても知られるテネシー州・メンフィス。そのタフな街で、リル・バックはメンフィス発祥のストリートダンス”メンフィス・ジューキン”にのめり込む。とにかくダンスが上手くなりたいと願った少年は、やがて奨学金を得てクラシックバレエにも挑戦、ジューキンとバレエを融合させ、名曲「白鳥」(「瀕死の白鳥」)を踊る。そのダンスが世界的チェロ奏者ヨーヨー・マの目にとまり、ふたりはチャリティ・パーティーで共演。そこに偶然『マルコヴィッチの穴』『 her/世界でひとつの彼女』の映画監督スパイク・ジョーンズが居合わせ、ダンスに驚愕したジョーンズは携帯で撮影すると、動画をYouTubeに投稿。それによってリル・バックは一気に世界中に注目されたのだ驚くほどにドラマティックなリル・バックの運命が描かれる本作。今回解禁される場面写真には、そのターニング・ポイントとなった瞬間を捉えたスパイク・ジョーンズ撮影の携帯映像からの写真も含まれている。


監督は、『ブラック・スワン』の振付師で、ナタリー・ポートマンの夫であるバンジャマン・ミルピエを追ったドキュメンタリー『 Dancing is Living : Benjamin Millepied』で知られるルイ・ウォレカン 。メンフィスというタフな街で、ただただダンスに夢中だった少年の運命が、1本の動画で大きく変わり、唯一無二の世界的なダンサーとなり、メンフィスの子供たちの光になる。公開が待ち遠しい感動的なドキュメンタリーだ。


8月20日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテ、アップリンク吉祥寺他全国順次公開

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作品紹介