菅田将暉大ヒットに感謝!『花束みたいな恋をした』大ヒット御礼トークイベント開催!

3月11日(木)

1月29日(金)からの公開後、“はな恋現象”の影響はどんどん拡大の一途を辿り観客動員数200万人突破で見事V6を記録、興行収入も30億円の大ヒットに迫っている『花束みたいな恋をした』。更に、第45回香港国際映画祭「Fantastic Beats」部門に正式招待されることが決定し、海外へ向けても“はな恋現象”がじわじわと広がっている。そしてコロナ禍でも6週連続1位という大ヒットに感謝を伝えるべく、大ヒット御礼トークイベントが緊急開催され、山音麦役の菅田将暉と土井裕泰監督が登壇。集まったファンに向けて「あまりに大ヒットしていて、本当にこんなことになるとは思っていませんでしたし、ありがたい現象だなと思います。周りの反響もすごくて、色々な人から連絡をいただきますし、現場でも観たよという声を貰います。皆、めっちゃ語ってくれるんですけど、この映画ならではの現象なのかなと思います。ちょうどOKAMOTO'Sのレイジ君が今日観てくれたみたいなんですが、『最後のファミレスのシーンで、麦くんと同じタイミングで同じ熱量、同じ量の涙が出た』と言っていました(笑)」と菅田の周りでも大ヒットの影響は大きく喜びを露わに。「男女で感想を分けるのは違うなと思っていたんですが、女性と男性の意見が結構違っていたのも面白かったです。女性の意見は表情もにこやかで、あんな恋愛分かるよね、したいよねって生き生きと喋っているのに、男性は昔付き合っていた女性のことを思い出しながら、しみじみと懐かしんでいることが多いんです(笑)」(菅田)と男女による感想の違いにも興味深く語ります。監督も「平日にもかかわらず、劇場に駆けつけてくださった全国316館のお客様、ありがとうございます。公開されて6週経った今もこういう場でご挨拶させていただけるのはなかなか無いことなので、僕自身も幸せですし、幸せな映画だと思います。観た人の数だけ感想が生まれて、皆がどこかで語り合っていたり、SNSに感想を投稿したり、どんどん現象が広がっていって今時だなと思います。」と生中継で観ている観客へも感謝を述べながら今の心境を答え、会場は大きな拍手で包まれた。

今回、SNSではお二人への質問を募集し、沢山の質問が入った箱の中から一枚ずつ引き当てることに。まず菅田が引いたのは「麦くんと絹ちゃんは2025年、どう過ごしていると思いますか?」という質問。「どうなっているんでしょうね?よりを戻すことはないと思うなあ…会社に勤めつつ、昔よりは減ったけど今もカルチャーに触れているか。地元で花火師になっているか。もしくは絹ちゃんと一緒にいるのか、の三択ですかね。」と菅田の想像が膨んだ。監督は以前から未来の二人について考えていたようで、「30代を迎えた麦くんと絹ちゃんがどうなっているのか観てみたいです、って坂元さんに話をしたら、『30代は辛いことしかないから、作っても楽しい映画にはならないんじゃない?(笑)』って言われました(笑)麦くんはもしかすると会社を辞めて、もう少し絵を活かせる仕事に転職しているかもしれないですよね。」と麦の明るい未来を切望。続いて監督が引き当てたのは「坂元さんが想定していたターゲットの10代や20代以外にも、幅広い年代にこの映画が刺さった一番のポイントはどこだと思いますか?」という質問。監督は「先ほど菅田くんも話していましたが、一番始めの試写会で泣いていたのはほぼ30代以上の男性だったんです。上手くいかない恋愛や仕事の悩みなど、そういう人生を一通り歩んできた方がこの映画を観ると、麦と絹の状況と完全に同じではないけれどこの空気、瞬間を知っているというシーンが所々にあるんじゃないかなと思います。」と本作が共感必至と言われる所以を分析。菅田の周りにも共感している方が多いようで、「『麦に感情移入しすぎたり、過去に同じような経験をしたな、というのが積み重なりすぎて、自分の中で有村架純と付き合っていた過去がだんだん出来上がる』というジョークを色々な人から何回も聞きました(笑)」と、麦と自分を重ねている男性が多い模様。最後に菅田が引いた20歳大学生の方からの質問は「私は中学の同級生だった彼と付き合って1年半が経ちますが、遠距離恋愛なので月に2回会えたら良い方です。社会人と学生の恋愛は難しいとよく言いますが、どうすれば今後も仲良く続けられると思いますか?」という真面目な恋愛相談。これには菅田も頭を悩ませ、「なるべく会う回数を増やせたらいいですけど、難しいですよね。電話にしろ、会うにしろ、なるべくコミュニケーションをとる。毎日ではなくていいけど、顔を見たり、声を聞いたり、お互いが生きている証が交差する時間が増えたらいいなと思います。物理的に会わなくなると好き嫌いじゃなくて、気持ちが薄れていく可能性もあるので…。今ここでどうにかできる悩みじゃないので、二人を呼んで2時間くらい話しましょう!」と親身にアドバイスを与えた。

更に本日はスペシャルゲストとして、本作へ出演し、インスパイアソングも手掛けたAwesome City Clubが駆け付け、「今日はお呼びいただき、ありがとうございます!」(Atagi)、「はな恋大ヒット、おめでとうございます!」(PORIN)、「今日はよろしくお願いします!」(モリシ―)とそれぞれ挨拶。インスパイアソング「勿忘」は映画と併せて大注目を集めていますが、Atagiは「本編に楽曲を使っていただいたり、ボーカルのPORINが出演したというご縁があって、試写会に参加させていただいたんですが、映画を観てものすごく感銘を受けました。涙が溢れたし、割り切れない感情が自分の中で渦を巻いて、この感情をどうにか曲に出来ないかなと。もし良ければ作品をテーマに曲を書かせていただけませんか?というご相談からこの曲が生まれました。」と楽曲誕生の経緯を明かします。そして何と今回特別に、Awesome City Clubが「勿忘」のアコースティックバージョンを生披露!一夜限りのミニライブが実現した!アコースティックの優しくしっとりとしたメロディながらも力強く歌い上げた「勿忘」には、思わず涙してしまう観客の姿も。映画を観終わったばかりの方にとって、作品の魅力を最大限に引き立てる素晴らしいひとときとなりました。Awesome City Clubの素晴らしいパフォーマンスには菅田も「最高!!久々にライブを観れて感動しました!」とコロナ禍での貴重な生歌に胸を打たれた様子。監督も「ありがとうございました、アコギバージョンもすごくいいですね!」と感激に浸った。Atagiは「とにかく慣れない雰囲気の中での演奏だったのですが、いざ歌い始めると曲と作品の世界に入り込むことができたのでいい経験でした。楽しかったです。」とライブを振り返り、PORINも「すごく緊張しましたが、一番この曲を届けたかった皆様の前で歌を披露できたことがとても嬉しかったです。」と直接歌を届けられる喜びを噛み締めた。

最後に会場にお越しのファンの方々と、全国でイベント中継を観ているファンに向けて「映画と音楽が一緒に広まっていく形は理想的だし、坂元さんのオリジナル脚本の作品ということも個人的に理想や夢がいっぱい詰まった映画でした。大ヒットは皆様のおかげです。本当にありがとうございました!」(菅田)、「今日映画を観るのが2回目、3回目の方もいると思いますが、色々な感想を広めていただきたいです。そしてこの映画について色々なコミュニケーションをとっていただければ嬉しいです。ありがとうございました!」(監督)とメッセージを贈り、イベントは終了。菅田とAwesome City Clubの豪華共演が実現した特別な夜は大盛り上がりの中、春休みに向けて“はな恋現象”の勢いを更に後押しするよう幕を閉じた。

大ヒット公開中!!

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作品紹介

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