酒井法子主演『空蝉の森』予告編到着!「碧いうさぎ」以来25年ぶりのタッグ、大黒摩季からコメントも。

(c)「空蝉の森」製作委員会 NBI 
1月25日(月)

2014年に撮影された酒井法子の幻の主演作『空蝉の森』の予告編が解禁、主題歌を担当した大黒摩季よりコメントも到着した。

失踪後現れた”妻”は、何者なのか?妻だと言い張る女と、偽者だと言い張る夫。二転三転する物語の行き着く先は…

ヒッチコックの『めまい』や『レベッカ』などのクラシックなミステリー映画を彷彿とさせる本作で酒井法子は、雄蝉と違い鳴けない雌蝉のように、泣けずに1人でトラウマを抱えてきたミステリアスな女・結子を演じる。
監督は、『無垢の祈り』、『私の奴隷になりなさい』の亀井亨。「辛い顔をすると色気が増す」という酒井演じる結子のミステリアスな過去の秘密を、丁寧にあぶりだす。

<主題歌:大黒摩季 コメント>

「 ずっと 誰にも何も言えなくて。もう 何もなくて。 どこにもいる場所がなくて…。ごめんなさい…。 」この度、酒井法子さんの幻の作品と言われた映画『空蝉の森』の公開にあたって、昨年発表しました新曲「OK」を主題歌として選んでいただきました。お話を頂いたとき選曲する為に試写を見せて貰い、この台詞が胸に突き刺さりました。

まるで生きていてごめんなさい、と言わんばかりに何度も「ごめんなさい。」と謝るのが癖のような結子。泣けない雌蝉の様に孤独の扉の内側で密やかに燃える情念。愛・運命という呪縛の中で、いっそ心など捨ててしまいたいと思う局面は、女性ならば一度は触れる境地だと思います。そんな結子を無償の愛で抱き締めてあげたい、一瞬でも憎しみの緊張感から解き放ってあげたい、そう思い、映画の色に沿ったブルージー&Minorの楽曲もありましたが、あえて希望感のもとにゴスペルという絶対的な声の包容力で痛んだ心を抱き締めてくれるこの楽曲を聞いて頂きました。

そしてふと、25年前に酒井さんのヒット曲「碧いうさぎ」のコーラスをやらせていただいたことを思い出しました。お互いまだ夢という光輝くものしか見てなかった碧い頃…。四半世紀の時を経て再びご一緒するなんて、未来とはやっぱり素敵なものですね☆彡。
悲しみの果てに見える微かな願いと希望を感じ取り、自分を取り巻く幸せに気づける奥深く静美な作品です。公開を楽しみにしています。

『空蝉の森』予告編

2月5日(金)よりアップリンク渋谷にて他全国順次公開

ShareSNSでシェアしよう!

作品紹介

TOP