綾野剛、白昼の商店街を命がけの疾走ー『ヤクザと家族 The Family』本編シーン到着!

(C)2021 『ヤクザと家族 The Family 』製作委員会
1月12日(火)

日本アカデミー賞主要3冠に輝いた『新聞記者』のスタッフが再集結して新たに描く映画『ヤクザと家族 The Family』より、綾野剛演じる山本が攻防戦を繰り広げながら町を疾走する迫力ある本編映像が解禁された!

1999年、2005年、2019年と変わりゆく時代に、ヤクザという生き方を選んだ男と、彼を取り巻く人々を、抗争ではなく、家族の視点で描いた壮大なクロニクル(年代記)。綾野は、少年期に柴咲組組長の危機を救ったことからヤクザの世界へ足を踏み入れた男・山本賢治を演じる。

今回解禁となる映像は、三部構成となる本作の第一章、1999年パートの瞬きする暇もないほどの迫力あるシーン。 綾野剛演じる山本賢治が、柴咲博(舘ひろし)率いる柴咲組と敵対する侠葉会の息のかかった売人から覚せい剤を奪ったことから、一触即発の逃走劇が始まる─ 。

山本が商店街を歩いていると一本の電話が鳴り、「逃げてください!」と悪友・細野(市原隼人)の叫ぶ声が。すると目の前には黒いスーツをまとったヤクザが現れ、突如山本は追われる羽目になる。アーケード通り、商店街、そして古びたアパート といたるところを全速力で疾走し、侠葉会のヤクザと攻防を繰り返しながらも逃げていく。何とかして敵を振り払い 、通りに出たのもつかの間、車にはねられ、道へ倒れこむ山本であった。

撮影前から綾野、藤井監督で話し合いながら作り上げられた山本という男のイメージ金髪に真っ白な T HE NORTH FACEの上下と白いNIKEのスニーカーという強烈なビジュアルと、身体能力の高さを見せつけ ている本シーン。特に車にはねられるシーンの撮影においては、 舘が『3テイクもやったの? 』とビックリするほどリアルを追求した撮影だったようで、綾野も『怪我をしないようにイメトレして臨んではいるものの、轢かれる瞬間は思った以上に車は重かった』と語るほどに、撮影における最初のクライマックスと言える 体を張ったアクションシーン。現場では、綾野はリーダーシップを発揮し、演出だけではなく、撮影中に転んだカメラマンの怪我の手当まで率先してかってでた。(スタッフ談)

撮影を担当したのは『デイアンドナイト』(19)や『新聞記者』(19)など、藤井監督作品に無くてはならない存在にして、大学時代からの友人である今村圭佑。本シーンを含む第一章では手持ち撮影がメインで、フィルムの生っぽさとざらつきを思わせる質感と陰影のコントラストがかつての香港ノワールのようなムードを醸し出している。藤井組初参加の舘ひろしも今村の撮影を称賛。「藤井監督含む、撮影現場のスタッフたちが何一つ妥協していない。久しぶりに骨のあるハードボイルドな作品に出演出来て嬉しかった。」と若い世代のキャスト、スタッフが発する熱き現場で同じ時を過ごしたことを嬉しそうに語った。

『ヤクザと家族 The Family』綾野剛、白昼の疾走シーン

1月29日(金)全国公開

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