サンダンス映画祭2020審査員特別賞新人賞!『フィールズ・グッド・マン』公開決定!

(C)2020 Feels Good Man Film LLC
11月18日(水)

人気アーティストが生み出したキャラクターが辿る数奇な運命と社会の今を、アニメーションを織り交ぜて描き出したドキュメンタリー映画で、今年の「サンダンス映画祭2020審査員特別賞新人賞」を受賞した『フィールズ・グッド・マン』(原題Feels Good Man)の日本公開が決定し、日本版ティーザーヴィジュアル2種類と特報動画も到着した。

米アンダーグランド・コミック界で人気のアーティスト、マット・フューリー。彼が生み出したお気楽なキャラクター・カエルのぺぺが、極悪な“ネットミーム”としてヘイトシンボルに認定 ?! ダークで過激なインターネット時代に愛と平和を取り戻すため、マットはぺぺのイメージ奪還に乗り出す…。

マット・フューリーの漫画「Boy’s Club」は、チルでハッピーなキャラクターたちが繰り広げる若者のリアルな日常を描き、カルト的な人気を博した。しかしその主人公ぺぺが放ったセリフ「 feels good man(気持ちいいぜ)」が全ての始まりとなる。いつからか掲示板やSNSには、このセリフと共に“ネットミーム”として改変されたぺぺが溢れだした。 2016年アメリカ大統領選時には、匿名掲示板「4chan」でオルタナ右翼たちが人種差別的なイメージとともにぺぺを大拡散。挙句に ADL(名誉毀損防止同盟 )からヘイトシンボルとして正式認定される始末…。マットの思いとは裏腹にぺぺの乱用は更に加速し、なんとトランプ大統領の誕生に一役買うまでになり…。

監督のアーサー・ジョーンズは、友人のマットを助けるため本ドキュメンタリーを制作。アニメーションを駆使しながら今最もホットでダークな問題を浮き彫りにした。さらに Netflix「ボージャック・ホースマン」のリサ・ハナウォルトや漫画家のジョニー・ライアンなど、気鋭クリエイターたちも登場。フィクション=ミームが現実世界に影響を与える時代におけるクリエイターの苦しみと喜びも描かれる。

サンダンス国際映画祭新人賞を受賞、アメリカNo1映画批評サイト「 ロッテントマト 」で96Freshを獲得し海外メディアからも絶賛 された本作が遂に日本上陸! SNS、ヘイト、デモ、仮想通貨、大統領選、陰謀論…時代に翻弄され続けるペペの“蛙生”から観た世界の今とはー。

『フィールズ・グッド・マン』特報

2021年3月12日(金)ユーロスペース、新宿シネマカリテにて公開!ほか全国順次

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作品紹介

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