すでに各国で堂々の初登場No.1を獲得し、世界中で『ジュラシック』旋風を巻き起こしている『ジュラシック・ワールド/炎の王国』。
映像内で「6500万年前に絶滅した恐竜には、現代は異次元も同然だ。人間が同じ立場に置かれたらどうだろう?別世界に放り込まれたら?」と語るトレボロウだが、バヨナ監督も説明するように「翻弄される恐竜たちへの感情移入」がテーマとなる本作。
その「感情移入」をよりリアルに感じさせる為に、様々な分野の一流アーティストが携わり製作されたことが伺えるが、その仕上がりは、古生物学コンサルタントであるジョン・ハンクラが「恐竜の世界は滅びても、恐竜たちの姿はリアルだった」と称賛するほどで、本作にとっては、人間だけではなく、“恐竜”もまた同様に大事な登場人物であることが映像から伝わる。
物語を語る上で最も重要な鍵を握るのが、オーウェンが孵化したての頃から深いかかわりを持つヴェロキラプトルのブルーだ。トレボロウは「第1作ではジョン・ハモンドが、恐竜が誕生するたび、孵化するたびにその場にいようとしていた。それは彼自身を恐竜たちの脳裏に焼き付けようとしたからだ。今作では、観客の脳裏には、すでに前作でブルーのことが刻み付けられている。だからこそブルーはこの第2作目で、観客が大事にしたい主要な登場人物となっている」と説明するが、それはスピルバーグにとっても、同じことだったのだとか。
■特別映像
7月13日(金) 全国超拡大ロードショー!
『ジュラシック・ワールド/炎の王国』一流アーティストの仕事ぶりも垣間見られる特別映像解禁!!
(C) Universal Pictures