『女たち』ポスター&予告編が解禁!篠原ゆき子・倉科カナよりコメントも到着!

(C)映画「女たち」製作委員会
10月14日(水)

2021年春に公開が決まった『女たち』より、ポスタービジュアルと予告編が解禁、主人公・美咲を演じた、篠原ゆき子と主人公の親友・香織を演じた倉科カナよりコメントが到着した。

主人公の美咲は、母の介護をしながら地域の学童保育所で働いている。東京の大学を卒業したものの、就職氷河期世代で希望する仕事に就くことができず、恋愛も結婚も、なにもかもがうまくいかずUターン、40歳を目前にした独身女性である。そして、美咲が唯一心のより どころとしているのが養蜂家の親友・香織。マイペースに充実した人生を送っているように見えるのだが、彼女も人知れず心に深い闇を抱え、精神を患っていた。
そんな「女たち」が、山あいの小さな町で、ひっそりと、孤独に、ギリギリの精神状態で生活を送っている。都会暮らしの者からすれば、長閑で平和な田舎暮らしに思え、香織の養蜂園の風景には憧れさえ抱く。でも、「女たち」にとって、そこは逃げ道のない「人生のドン詰まり」の場所でしかないのである。

2020年7月、コロナ禍の真っ只中何度も中止が噂されたなか撮影が強行された本作。記録的長雨にも悩まされ、運に見放されたが如くの最悪の条件の中、主演女優たちは奇跡の名演技を見せ、その圧倒的演技はこの映画を傑作へと押し上げた。

<篠原ゆき子コメント>
「わたしはここにいます。あなたと同じ時代に生きています。」私が胸を張って伝えたいことは、実はそれだけのことかもしれません。コロナ禍の中でも撮り切ろうという賭けに出てくださった奥山プロデューサー、そして本作りからずっと信頼関係を深めてくださった内田監督に感謝の気持ちでいっぱいです。
また、ラストシーンへの緊張で心が動かなくなった私に、高畑さんが掛けてくださった言葉はずっと忘れません。未熟者なりにスタッフの皆さんに助けていただき、精一杯を出し切ったと思います。「女たち」ご覧いただければ幸いです!

<倉科カナコメント>
「女たち」の脚本を読んだ瞬間、香織はショートだという強い画が浮かび、髪を切りました。女たちというタイトルとは反して女である事を恨んでさえいる様な役柄だったから、自分の見たくない部分を見つめ、もしかしたらこの先もこの役に影響され日常に戻れないんじゃないか、、、って不安になりながらも思い切って飛び込み撮影に挑みました。生きる事は苦しい。
それでも食いしばって生きぬいていく、泥臭く。汚く。それしかないんだとこの映画を作りながら思いました。映画には蜜蜂が象徴的に出てきます。蜜蜂のように一心不乱に生きた女たちを是非、スクリーンで観ていただけたら嬉しいです。

『女たち』予告編

来春 公開

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