ミステリー作家、漫画家、エンタメ監督、社会学者、歌手…『スパイの妻<劇場版>』各界の著名人が魅了される傑作!絶賛の声、続々到着!

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9月29日(火)

第77回ヴェネチア国際映画祭 銀獅子賞(監督賞)を受賞した黒沢清監督最新作『スパイの妻<劇場版>』。ひと足先に本作を鑑賞した、綾辻行人、こうの史代、大澤真幸、八代亜紀ほか各界の著名人から絶賛コメントが到着した。

<世界の名だたる映画人も絶賛!>
■ケイト・ブランシェット(女優/第77回ヴェネチア国際映画祭審査員長)
『スパイの妻』が銀獅子賞にふさわしいことは明らかでした。

■クリスティアン・ペッツォルト(映画監督)
I love this movie!
オペラ的なリズムと画作りで政治的ドラマを描く、
このような作品には久しく出会っていなかった。
1930~40年代の世界を現代のスタイルで描き出すなんて!

■ヴェロニカ・フランツ(映画製作者『パラダイス3部作 愛/神/希望』 脚本)
黒沢清の大ファン!時代物でありながら現代性を感じさせる素晴らしい作品。

<名匠・黒沢清監督が挑んだ歴史ミステリーは誰もが唸る傑作>
■綾辻行人(ミステリー作家)
この映画を観おえて、おそらく多くの人々が口にするであろうひと言を、
僕もやはり発さずにはいられない。――お見事です。

■水道橋博士(お笑い芸人、タレント)
あの時代へ観客をトラベルさせる時代劇ミステリーとして、
作品の風格、語り口、そして、演技のアンサンブルまで最高峰の日本代表レベル。

■大根仁(映像ディレクター)
黒沢清監督は時々、未来を見破るような映画を作る。
「スパイの妻」は黒沢清映画の新機軸にして大傑作、そして新たな予見なのかもしれない。

<太平洋戦争前夜を舞台に描かれる、美しく精巧な物語に魅了される! >
■こうの史代(漫画家)
雷雲のように不穏な時代設定。薄氷のように張りつめた会話。
なのに早春の陽ざしのように軽やかな、稀有な物語でした。

■やくみつる(漫画家)
開戦前夜、夫婦間に芽生えた猜疑心が横糸となり、織り上げが進行する。
けれど、太く、確信的に貫かれた縦糸は卑劣な戦争の闇を描出していく!

■今日マチ子(漫画家)
表と裏、策略と正義、真実と嘘、映画と現実、…美しく入れ替わっていく。
翻弄される恍惚さえ感じるほどに。

<信じるべきは誰なのか?愛と正義に賭けたふたりがたどりつく先とはーー>
■八代亜紀(歌手)
愛と正義を信じ、力強く生きていく二人がとても印象的でした。
要所に出てくるサスペンス調の何とも言えない空気感に、
誰もが吸い込まれること間違いなし。

■大澤真幸(社会学者)
女の愛と男の愛。両者はともに純粋であるがゆえに噛み合わない。
この愛の逆説をかくも見事に描いた映画を私はほかに知らない。

■馬場典子(フリーアナウンサー)
戦時下の物語かと思いきや、いつの時代にも起こり得るラブサスペンスだった。
仕事柄、言葉や表情には敏感な方だと思うのですが、この映画には完敗。
聡子と優作、2人を取り巻く人々の、嫉妬や駆け引き。
愛か、正義か、時代の空気か。人が一番大事にするものは、人によって違う。
それにしても、なぜ?
フィナーレを迎えてもなお掴み切れない人の心。
早く誰かと語り合いたい。

10.16(金) 新宿ピカデリー他全国ロードショー!

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作品紹介

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