シネマート新宿オリジナルメニュー『アングスト/不安』不安クフルトが異例の売上!

(C)1983 Gerald Kargl Ges.m.b.H. Filmproduktion
9月18日(金)

7月3日から9月3日までの9週間にわたりシネマート新宿で上映された映画『アングスト/不安』。日本初公開となった1983年オーストリア製のこの映画は実際に起きた一家惨殺事件の映画化であり、主人公である狂人K.が刑務所出所後とたんに見境のない行動に出る様子はあまりに異常で、誰も観たことや感じたことのない<異様な何か>によって賛否両論の嵐とともにシネマート新宿の新型コロナウィルスによる休館を経ての営業再開後の最大のヒットとなった。

同館ではエレベーターホールがすべて本作のチラシで埋め尽くされ、劇中の殺人現場の再現コーナーも設置されるなど観客も不安になる様々な仕掛けが施されたが、独自開発の作品にちなんだオリジナルメニュー、<不安クフルト>の販売数が500超を記録していたことがたった今、判明した。(※現在は販売終了済み)


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『アングスト/不安』公開に合わせて緊急開発されたシネマート新宿の〈不安クフルト〉。劇中、狂人K.が頬ばるソーセージの可能な限りの再現を試みた逸品だ。その〈不安クフルト〉だがこの度集計の結果、同館『ザ・バニシング-消失-』公開時の大ヒット作〈バニシングコーヒー〉に続き販売数が500を超えていたことが判明した。仕入担当が毎日早朝欠かさず最も新鮮かつ高級なソーセージを調達。圧倒的分量のマスタードと付属する黒い手袋がその味をより一層引き立てた。賞味にあたってフォーク或いは黒手袋の選択肢がある中、多くの人が黒手袋を選択。若い女性が手袋越しに手掴みでソーセージに食らいつくという異様な光景が度々目撃された。飲食店ではない映画館でソーセージが500本以上売れるのは極めて異例であり異常。シネマート新宿商品開発の次の一手が注目される。
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なお、9月18日(金)より上映が始まった池袋シネマ・ロサでは劇場から徒歩1分のドイツ料理店エリカとソーセージタイアップを実施、アングストの半券提示でお得な価格で本格的ソーセージが食べられる。このタイアップではソーセージが<不安クフルト>として販売される。

『アングスト/不安』の今後の上映は以下のとおり。

【東京】 シネマ・ロサ 9/18~
【岡山】 メルパ 9/18~
【長野】 長野ロキシー 9/19~
【北海道】 シネマアイリス 9/25~
【北海道】 ディノスシネマズ旭川 9/25~
【山形】 フォーラム東根 9/25~
【新潟】 新潟シネ・ウインド 9/26~
【栃木】 宇都宮ヒカリ座 10/3~
【愛知】 名古屋シネマテーク 10/11~ (アンコール上映)
【東京】 アップリンク渋谷 10/16~
【沖縄】 桜坂劇場 11/7~

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作品紹介

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