沖田修一監督作品初選出!最新作が第25回釜山国際映画祭「アジア映画の窓」部門に正式招待!

(C)2020 「おらおらでひとりいぐも」製作委員会
9月15日(火)

《芥川賞&文藝賞をW受賞》した若竹千佐子のベストセラーを沖田修一監督が映画化する『おらおらでひとりいぐも』が10月21日~30日(現地時間)で開催が予定されている第25回釜山国際映画祭「アジア映画の窓」部門で正式招待作品として選出、上映が決定した。

釜山国際映画祭は、例年約20万人が訪れるアジア最大級の映画祭として知られている。「アジア映画の窓」部門は、さまざまな視点とスタイルを持つ、アジアが誇る才能豊かな映画監督たちの優れた作品を紹介する部門。過去には『楽園』(瀬々敬久監督/19)、『ある船頭の話』(オダギリジョー監督/19)、『愛しのアイリーン』(𠮷田恵輔監督/18)、『日日是好日』(大森立嗣監督/18)等が日本より選出され、第22回釜山国際映画祭では『羊の木』(吉田大八監督/18)が「アジア映画の窓」部門の最高賞であるキム・ジソク賞を受賞している。

沖田修一監督作品が本映画祭に選出されるのは今回が初めて。映画祭プログラマーは本作を「安らぎを必要としている我々の今の時代にささやかな感銘を与えてくれる作品」と評し、監督は「一人で暮らす、おばあさんの寂しさとの心の葛藤を、描いた作品です。変わった形ではありますが、おそらく、どこの国でも、思いあたる話ではないでしょうか。」とコメントし、映画祭での反応を楽しみにしている。
例年、「アジア映画の窓」部門の中からノミネートされた数作品から、釜山国際映画祭の創設メンバーのひとりでありアジア映画の成長に尽力したキム・ジソク氏の名が冠せられた「キム・ジソク賞」が選出される。

75歳でひとり暮らしをしている主人公“桃子さん”役には映画『いつか読書する日』以来15年ぶりに映画主演を務める田中裕子。数多くの名匠による作品に出演し、その稀有な演技力とチャーミングさで長きに渡って多くのファンの心を鷲掴みにしてきた田中が、古代生物に夢中な主人公・桃子さんを魅力的に演じる。そして桃子さんの「娘の時代」「妻の時代」を蒼井優が二人一役で務める。

11月6日(金・大安)公開

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作品紹介

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