木内達朗描き下ろし&大島依提亜デザイン『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』日本オリジナルイラストポスター完成!!

(C)2019 Gravier Productions, Inc.
6月23日(火)

、『ミッドナイト・イン・パリ』『マジック・イン・ムーンライト』などで知られるウディ・アレン監督の最新作『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』。

『半沢直樹』『下町ロケット』シリーズの書籍装画をはじめ、スターバックス・ホリデーキャンペーン、ニューヨーク・タイムズ、ワシントンポストなどのイラストレーションを手がけるなど国内外で活躍するイラストレーター木内達朗氏と、ジム・ジャームッシュ監督最新作『デッド・ドント・ダイ』の日本版公式アートワークや、『ミッドサマー』の日本版アートポスターを手掛けたデザイナー大島依提亜氏がタッグをくみ、『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』日本オリジナルイラストポスターを完成させた。

イラストポスターは2種類。ティモシー・シャラメ演じる本作の主人公ギャツビーと、エル・ファニング演じるガールフレンドアシュレーが傘をさし、セントラル・パーク内を散歩している様子が描かれる、公園の鮮やかなグリーンと、背景に覗くニューヨークマンハッタンの街並みのコントラストが美しい【セントラル・パーク】バージョン。セレーナ・ゴメス演じる偶然再会した元カノの妹チャンとギャツビーが、美術館で一緒に時間を過ごすシーンを描き出した【メトロポリタン美術館】バージョンは、暖色系で光と影のコントラストが美しく、一緒に時間を過ごすうちに意気投合していく二人の瞬間が切り取られている。日本オリジナルイラストポスターを「素晴らしい!」とウディ・アレン監督も大絶賛するほどの仕上がりになっている。そして木内氏と大島氏から今回のコラボレーションについて、コメントが到着。大島氏は「コロナ禍でどの映画を観ても登場人物たちが外にいるだけでファンタジーに見えてしまう中、この映画だけがそれすらも忘れさせてしまう楽しさに溢れていると感じた」と本作の魅力を語った。

↓以下コメント全文

●木内達朗氏(イラストレーター)
ウディ・アレン監督作品で観たと言えるのは『ウディ・アレンの重罪と軽罪』(←今思うと考えさせられるタイトルです)だけという人間ですが、大島さんからのご指名なので、二つ返事でお引き受けしました。大島さんのディレクションが明確でしたので、良い絵が描けたかと思います。

●大島依提亜氏(デザイナー)
今や何かと語りにくくなってしまったウディ・アレン作品。作品に罪はないとよく言うけれど、傑作!なだけにさらに罪作りな今作ですが、コロナ禍でどの映画を観ても登場人物たちが外にいるだけでファンタジーに見えてしまう中、この映画だけがそれすらも忘れさせてしまう楽しさに溢れていると感じたのも事実です。
ウディ・アレンのあの問題を強く意識せざるをえない作品でありながら、この世界的状況から解き放たれた、なんとも不思議な映画だと思います。
というわけで、ポスターを作るにあたり真っ先に思ったのは、ウディ・アレンが描くお馴染みのNYの景色、一方で、メトロポリタン美術館のあの愉しくも美しいシーン。それぞれ屋内外の“場所を主役”にした二つで一つのポスターを構想しました(当然ポスター自体が名作である『マンハッタン』も意識してます)。
その構想を、ウディ・アレンの映画のポスターをお願いするならば…と密かに思い続けていた木内達朗さんが完璧に絵にしてくださいました。

7/3(金)、新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国公開

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作品紹介

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