「女にとって結婚は経済問題」…『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』本編映像到着!

6月9日(火)

本年度アカデミー賞で6部門のノミネートされた『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』より、フローレンス・ピューとティモシー・シャラメが結婚について熱く議論する本編映像が到着した。

本作で描かれるのは、世界中で愛され続ける大ベストセラー作家、ルイーザ・メイ・オルコットが自らの生き方を重ねて書き上げた、ジョー・マーチの物語。

マーチ家の末っ子・エイミー(フローレンス・ピュー)は、家族のもとを離れ、裕福なマーチ伯母(メリル・ストリープ)に連れられて芸術の都・パリに滞在していた。表向きは幼い頃からの彼女の夢であった“画家”になるための勉強のためだったが、本当の目的は“マーチ家を養えるくらいの裕福な夫を探す”こと。もちろん、最初は本当に自分の夢を叶えようと努力していたエイミーだったが、画家を目指して勉強を進めるほど、小説家を目指す姉・ジョー(シアーシャ・ローナン)と自分との才能の違いを目の当たりにすることになり、落ち込む日々を過ごしていた。そんなある日、エイミーと同じパリに長期旅行に来ていたローリーが、画家を諦め、家族を養うための夫探しに本腰を入れるようになっていた彼女と偶然再開する。
「お金持ちとの結婚はやましい動機だっていうの?」「女には他に道がないの」「女の稼ぎで家族を養うなんて無理」「女にとって結婚は経済問題なのよ」・・エイミーはまるで自分に言い聞かせるように繰り返す。そして「愛があるなら問題ない」と理想をロマンチックに述べるローリーに対し「あなたと私の現実は違うの」と苦しげな本音を告白をする。

多くの人とって、マーチ家の末っ子のエイミーは昔から常に議論の的である。耳障りな声でいたずら好き。ジョー以上に、マーチ姉妹の中で一番色々なことをやらかす。しかし、本作の製作プロデューサーであるエイミー・パスカルは言う。「この作品のエイミーの肖像は、今までとはかなり違うもの。自分の欲しいものがしっかりわかっていて、芸術家になりたいけれど、自分は素晴らしい芸術家ではないと納得している。このエイミーは、もちろん頑固だけど、とても賢くて立派よ」と言い、この今までとは違う“エイミー像”を演じたフローレンス・ピューも「エイミーはいつも、いたずらっ子で恋愛やお金持ちを夢見る、甘やかされた子として知られていた」と、述べ「だけど、私が興味を持った(本作の)エイミーは、いつも最高の自分でいるために情熱を燃やしているの。彼女はそれができないくらいなら、何もしない。グレタ・ガーウィグ監督の脚本に私がすぐに恋に落ちたのは、エイミーの自分の輝きのための探求や、失敗した時の彼女の人間らしさが描かれていたから。もしかしたら、私たちはみんなジョーよりエイミーに近いのかも」とその想いを明かしている。

本編映像<結婚と経済的な問題>『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』

6月12日(金)全国順次ロードショー

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作品紹介

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