『東京裁判<4Kデジタルリマスター版>』戦後75年特別上映決定!脚本:小笠原清コメント解禁!

(C)講談社2018
6月2日(火)

“東京裁判”と呼ばれ、戦後日本の進路を運命づけた極東国際軍事裁判。
太平洋戦争敗戦後の1946年(昭和21年)、市ヶ谷の旧陸軍省参謀本部にて開廷された裁判の模様を、判決から35年の後の1983年(昭和58年)に公開された日本映画史上に残る、ドキュメンタリーの傑作。

アメリカ国防総省によって撮影された50万フィートに及ぶ膨大な記録フィルムをもとに、『人間の條件』『切腹』の名匠、小林正樹監督が5年の歳月をかけて編集、制作した巨編が、平成の終わりと新しい時代の幕開け2019年に4Kフィルムスキャン、2K修復版によるデジタルリマスターで鮮やかに蘇った。昨年の夏に劇場を席捲した巨編が、戦後75年となる今夏再び劇場に蘇る!

◆小笠原清 (監督補佐・脚本・デジタルリマスター監修) コメント
令和2年、戦後75年。四分の三世紀を経た。国際軍事裁判によって掘り起こされた第2次大戦前後の政治の混乱と過酷な世相を、古い記録フィルムで集成した映画『東京裁判』が、デジタルリニュアル版で鮮明に蘇った。戦争は紛れも無く人災であることを物語っている。国益、権力闘争、イディオロギー、宗教、貧困、差別…。紛争を超克して平和を目指したはずの国連は、近年エゴむき出しの国際社会の中で身悶えしている。今世界を席巻している天災コロナウィルスは人類共通の敵としても、戦争抑止こそ国際社会の永久命題であろう。

8月1日(土)よりユーロスペースほかにて特別上映!

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