『ポネット』リバイバル公開決定!

(C) 1996 StudioCanal – Les Films Alain Sarde – Rhône Alpes Cinéma
3月19日(木)

「不滅の映画をみよう。」を合言葉に、配給会社とユーロスペースほか全国のミニシアターが取り組んでいるリバイバル企画「the アートシアター」。第一弾はビクトル・エリセ監督の『ミツバチのささやき』と『エル・スール』(アイ・ヴィー・シー配給)、第二弾はヴィターリー・カネフスキー監督『動くな、死ね、甦れ!』(gnome配給)を2017年にリバイバル公開しました。3年ぶりの第三弾として、ジャック・ドワイヨン監督の『ポネット』を5月下旬より、ユーロスペースにてリバイバル公開することが決定。1997年のロードショーでは、メイン館で今では考えられない33週のロングラン。12万8000人の動員を記録して、1館で興行収入2億円を超える大ヒットとなった。

母の死に直面した4歳の少女。泣くわけでもなく、駄々をこねるわけでもなく、ひたすら母を待つ少女に観客は、心を揺さぶられ、とめどない涙をこぼしました。ポネットを演じたヴィクトワール・ティヴィソルは、史上最年少でヴェネチア国際映画祭主演女優賞を受賞。彼女に寄り添ったジャック・ドワイヨン監督の演出の手腕が光る感動作。ポネットのママ役には非業の死をとげたマリー・トランティニャン、パパ役には監督としても活躍するグザヴィエ・ボーヴォワ。撮影はゴダールとのタッグでも知られるカロリーヌ・シャンプティエが務め、日本語字幕は一昨年逝去した寺尾次郎が担当。名手たちが作り上げた『ポネット』が、4Kレストア版で美しく蘇る。

5月下旬より、ユーロスペース他にて全国順次公開

ShareSNSでシェアしよう!

作品紹介

TOP