成海璃子、山崎紘菜、常盤貴子らが大林宣彦監督最新作『海辺の映画館-キネマの玉手箱』でタップダンスに挑戦!

(C)2020「海辺の映画館—キネマの玉手箱」製作委員会/PSC
3月16日(月)

大林宣彦監督の44作目『海辺の映画館—キネマの玉手箱』から成海璃子、山崎紘菜、常盤貴子がタップダンスに挑戦したミュージカルシーンのクリップが解禁となった。

本作は大林監督が、20年振りに故郷「尾道」で撮影。映画少年時代からの“映画への情熱”そして“平和への想い”が凝縮された集大成となる。

物語は、尾道の海辺にある唯一の映画館「瀬戸内キネマ」が閉館を迎え、日本の戦争映画特集を観ていた若者3人が、スクリーンの世界にタイムリープし、戊辰戦争、日中戦争、沖縄戦、そして原爆投下前夜の広島を辿り、そこで出会った史実で戦争の犠牲になった移動劇団「桜隊」の悲劇の運命を変えるために奔走するというもの。
メインキャストとして、銀幕の世界へタイムリープする3人の若い男を、厚木拓郎、細山田隆人、細田善彦が演じ、3人の男たちそれぞれの運命のヒロインを、本作が映画初出演となる吉田玲、大林組初参加の成海璃子、前作に続く出演となる山崎紘菜が演じている。また、物語の軸となる移動劇団「桜隊」の看板女優を、近年の大林作品を⽀える常盤貴子が演じている。

今回解禁されたのは大林監督作品に初めて出演した成海璃子をはじめ、山崎紘菜、常盤貴子らが、タップダンスに挑戦するミュージカルシーンの本編映像の一部。本作ではこの物語が、無声映画、トーキー、アクション、ミュージカルと様々な映画表現で展開していくのが見どころのひとつとなっている。鮮やかなドレスで華麗なタップダンスを披露し、“映画は夢、夢は映画” ”嘘からでた誠“など、大林宣彦監督の想いが込められたメッセージを軽やかに歌っている。シーンの合間には、高橋幸宏演じる、謎の映画愛好家”爺・ファンタ”が歌について語る姿も。

大林組に初参加となった成海璃子は、「たくさんの要素が詰まった、玉手箱のような作品です。大林監督の気迫に触れ、劇場で圧倒されてください。」と話し、4度参加している山崎紘菜は、「初めてこの映画を観た後は“とんでもない映画を観てしまった!”という衝撃で放心状態でした。“すごかった…”このひと言を発する事で精一杯。そんな摩訶不思議な映画体験をぜひ皆さんにもして頂きたいです。観終わった時、どんな言葉でこの物語を皆さんが語られるのか…。この作品に携わった一員として今からとても楽しみにしています。皆様の想像の5倍は軽く超えてくると思いますので、心してご覧ください!!」とコメント。

常盤貴子は「次回作のためにタップダンスの練習をと、どんな映画かも分からないのに、ただひたすらに練習を続けた俳優部。撮影時期が延びたと言われ、テンヤワンヤ。私も、一度は諦めたものの、二転三転四転五転。出られる!と決まった時の喜びは忘れられません。「大林組」全スタッフ、キャストと共に、今できる限りのパフォーマンスと、想像力で、「大林宣彦」という大好きな監督の現代アートの一部を担えたことは私の誇りです。」とコメントを寄せた。

海辺の映画館ーキネマの玉手箱』クリップ映像

4月10日(金) TOHOシネマズシャンテほか全国公開

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作品紹介

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