1人2役は大スターの証!?『プレーム兄貴、王になる』古今東西、新旧問わず愛される1人2役映画とは?

(C)Rajshri Productions cFox Star Studios
2月14日(金)

2月21日(金)より公開される、サルマン・カーン主演作『プレーム兄貴、王になる』。日本でもスマッシュヒットを記録した『バジュランギおじさんと、小さな迷子』を彷彿とさせる、純粋で世話焼きな下町のアニキ、プレームと、頑固で尊大なヴィジャイ王子の2役を演じて、全編通じて7シーンにも及ぶ絢爛豪華な歌とダンスと、喜怒哀楽のドラマを全力で注ぎこんだインド映画原点回帰の本作は、「古き良きボリウッド映画の再来」と注目を集め、2015年のインド国内興収No.3の大ヒットを記録した。まったく正反対の二人を演じ分けた主演のサルマン・カーンに加えて、『パッドマン 5億人の女性を救った男』のソーナム・カプールが、聡明なマイティリー王女役で、その美貌を存分に発揮、『ホテル・ムンバイ』のアヌパム・ケールなど、日本でも馴染みのある顔ぶれが集結した。

面倒見が良くてお人好し、周囲からアニキと慕われる下町の貧乏役者プレームは、ひょんなことから王位継承争いで暗殺事件に巻き込まれたヴィジャイ王子の替え玉に仕立てあげられる。なんとプレームとヴィジャイ王子は瓜二つだったのだ!

本作がモチーフにしたといわれるイギリスの古典名作小説「ゼンダ城の虜」や、マーク・トゥエインの「王子と乞食」等“瓜二つの人物”をテーマにした作品は世界中で人気を集めている。それは映画でもお馴染みで、最近ではウィル・スミスが若き自分自身とバトルを繰り広げる『ジェミニマン』や、古くはエディ・マーフィーが、なんと9役を演じた『ナッティ・プロフェッサー2』、ジャッキー・チェンが双子の兄弟を演じた『ツイン・ドラゴン』、邦画では、小栗旬が織田信長と現代の高校生サブローを演じ分けた『信長協奏曲』など古今東西、新旧問わず数々の名作が生み出されている。

そして、その共通点は、映画を背負って立つ演技力とカリスマ性を持った大スターであること。
俳優はその演技力を存分に発揮できて、ファンは1作品で2度おいしいお得感がある仕掛けなのだ。
これは、映画の宝庫であるインド映画界でも同様で、日本でも公開された『チェイス!』で双子の兄弟を演じたアーミル・カーンや、壮大なストーリーの中で、プラバースが輪廻転生をした英雄を演じた『バーフバリ』など、様々な手法がとられながらもインド映画の定番ともいえる仕掛けとなっている。

アーミル・カーン、シャー・ルク・カーンと並ぶ、インド映画界で最も影響力のある“3大カーン”の一人である本作主演のサルマン・カーンも、看板俳優として1人2役の魅力を見事に体現。その役作りに関して「純粋な心を持った貧乏役者のプレームと、教養は高いが尊大なヴィジャイ王子の2役を演じた。王子は家族全員が団結しないことはありえないと言い、プレームはどんな家族にも問題があるけど、喜びがあると主張する。対照的な2人だけど、どちらの考えも根本は一緒なんだ」と語っている。

2月21日(金)、新宿ピカデリー他、全国順次ロードショー

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作品紹介

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