監督との出世作すべてプレーム名!『プレーム兄貴、王になる』共に出世街道を歩んだ監督と大スターの固い絆とは?

(C)Rajshri Productions cFox Star Studios
1月29日(水)

日本でもスマッシュヒットを記録した『バジュランギおじさんと、小さな迷子』のサルマン・カーン主演作『プレーム兄貴、王になる』。

本作の監督、スーラジ・バルジャーティヤの1989年のデビュー作"Maine Pyar Kiya"は、サルマン・カーンの初主演作でもあり、二人がインド国内での評価を得た出世作となった。続く1994年の"Hum Aapke Hain Koun...!"は、当時の興収記録を塗り替える大ヒットとなり、その後、1999年の"Hum Saath-Saath Hain: We Stand United"と合わせ、バルジャーティヤ監督の最初の3作品は全てサルマンが主演し、その役名は全て"プレーム"だった。そして二人が16年ぶりにタッグを組む本作でも当然主人公の名前は"プレーム"で、インドでのキャッチコピーも「プレームが帰ってきた」だった。

愛を意味する名詞でもある"プレーム"は、バルジャーティヤ監督とサルマンの長年にわたる友情と信頼の象徴になった。本作は、家族のいないプレーム(愛)が、家族ではあるが愛のない王家に入り込むことで家族が愛を取り戻すという愛(プレーム)の物語だ。

初タッグを組んで以来、二人は兄弟のような強い絆で結ばれている。監督は自身のデビュー作で、背が高い俳優を探していた中、知人から紹介されサルマンに出会った。二人は同じ年歳で、知り合ってから30年近くになる。バルジャーティヤ監督は「最初にサルマンを起用したのは俳優としてではなく、人物に惹かれたから。彼は俳優として大きく成長しても、人物はあの頃のままだ」と語っている。サルマンは「監督のおかげで僕の俳優人生は大きく変わった。だから、今日の僕がいるんだ」と監督への信頼を語り、16年ぶりにプレームを演じる事にもプレッシャーを感じていない。「監督がセットの前に立って台本を読み上げて「さぁ、やってみよう!」と言ってくれれば簡単さ。僕たちの関係は、最初の作品から変わっていない。過去のプレームたちが現在で出会っただけの話さ。監督は僕を再び偉大な映画に出演させてくれたんだ」と語っている。

2月21日(金)、新宿ピカデリー 他、全国 順次ロードショー

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