岩井俊二監督最新作『ラストレター』中山美穂、豊川悦司が再び岩井ワールドに出演!

(C)2020「ラストレター」製作委員会
10月30日(水)

『Love Letter』『スワロウテイル』『四月物語』『花とアリス』と数々の名作を世に送り出してきた映画監督・岩井俊二。20年以上ものキャリアの中で、巧みにその時代を切り取りながら様々な愛の形を表現し、いずれも熱狂的なファンを生み出してきた岩井が、初めて出身地である宮城を舞台に、手紙の行き違いをきっかけに始まったふたつの世代の男女の恋愛と、それぞれの心の再生と成長を描くオリジナルストーリーで作りあげた『ラストレター』。

95年公開の『Love Letter』で、繊細な演技力と圧倒的な存在感で人々を魅了した中山美穂、豊川悦司が、再び二人揃って岩井作品に出演することが発表された!

『Love Letter』は、93年「ifもしも~打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」で、テレビドラマでありながら、日本映画監督協会新人賞を受賞するという快挙を成し遂げた岩井監督の長編映画で、第8回日刊スポーツ映画大賞新人賞(岩井監督)、第19回日本アカデミー賞優秀作品賞・話題賞ほか、第38回ブルーリボン賞主演女優賞など各映画賞を総なめに。日本のみならずモントリオール世界映画祭では観客賞を受賞。韓国では公開当時日本映画として、初めて観客動員140万人を突破し、「お元気ですか?」の名台詞もブームになり、世界でも絶賛された名作。

その『Love Letter』公開から約四半世紀。ついに夢の競演が実現。

中山は、『Love Letter』以降、岩井俊二プロデュース作品『新しい靴を買わなくちゃ』(12年、北川悦吏子監督)でタッグを組んで以来となり、豊川は、『undo』(94年)、『ルナティック・ラヴ』(94年)、『Love Letter』と立て続けに岩井作品に出演。中山、豊川ともに岩井作品には、24年ぶりの出演となり、中山、豊川の共演も映画作品では、24年ぶりの共演となる。(中山、豊川は、『Love Letter』後、ドラマ2001年4月TBS 系東芝日曜劇場「Love Story」で共演している。)

今回の出演は、岩井監督からのオファーで実現。中山、豊川ともに、岩井監督から声をかけてもらったことに喜び、二つ返事で出演を快諾。撮影は、昨年8月に仙台で行われた。今回の二人の役どころは、豊川が裕里(松たか子)の姉・未咲の元恋人・阿藤を演じ、その阿藤の同居人・サカエを中山が演じる。未咲の過去に絡む、本作において非常に重要なパートを担う役柄となる。

また中山・豊川のほか、松演じる裕里の父母役として木内みどり、鈴木慶一の出演も発表となった。

2020年1月17日(金)全国東宝系にて公開

ShareSNSでシェアしよう!

作品紹介

TOP