『いなくなれ、群青』大ヒット御礼舞台挨拶実施!飯豊まりえ、明かされざるラストシーンを語る。

(C)河野裕/新潮社 (C) 2019映画「いなくなれ、群青」製作委員会
9月17日(火)

河野裕の青春ファンタジー小説の実写映画化『いなくなれ、群青』、大ヒットを記念して9月15日(日)新宿バルト9にて飯豊まりえ、松岡広大、柳明菜監督、菅原大樹プロデューサーによる舞台挨拶が開催された。

キャスト、スタッフ一同、朝早い回のイベントに来たお客様と連日SNSに感想をあげている皆様に感謝の気持ちとお礼を伝えてイベントはスタート。飯豊と松岡は高校時代、同じクラスメイトだったこともあり、冒頭から松岡は「今日元気ないね?テンション低いよ?」と飯豊をいじるなど仲の良さをうかがわせる。しかし「(撮影時は)仕事の場なので役者としてある程度距離は取ってました!」と松岡。一方飯豊については「最初うるさかったんですけど、、、終始、さらにうるさくなっていました!」とお互いをよく知る2人ならではなトークで客席からも笑い声が。続いて柳監督は「撮影が始まる直前までいつもの感じだったんですけど、“よーい”って合図を出すと真辺の顔になるんです!」と飯豊の切り替えの早さに太鼓判を押した。

映画の公開前はネタバレで多くのことを隠してきた本作。飯豊は映画のラストシーンについて「最後七草(横浜流星)と真辺(飯豊)はラブだったのか友情だったのか、何で手をつないだのか、って思いませんか?」と映画を見た直後のお客様に問いかけ、「本当は手をつなぐ前にセリフがあったんです。。。。。七草といくつかセリフがあって『じゃあ私を一人にしないで』『分かった!』って言って手をつなぐ、というとても素敵なやり取りがあったんです!」と好きなセリフだったことを熱く語るなか、撮影を振り返りながら菅原プロデューサーが「監督とも色々ディスカッションし、ラブを言及せずに感じてもらえたほうが綺麗かなと思い、映画のラストシーンとして決断しました。正直、役者があんなに頑張ったのに切るのか、、、という気持ちはありました。」と泣く泣くカットした理由を告白。

飯豊は自身が演じた真辺について「私にとって真辺は眩しすぎるんです。似てると言われますけど全然そんなことなくて、逆に真辺みたいにいなきゃ、と思っています!」と自分との比較を語り、監督は「真辺ってとっつきにくい性格に見られがちなんですけど、それを可愛く見せたいと現場でも(飯豊と)話しました。」と撮影時のエピソードも。

最後にプロデューサーから、「一見硬く見られがちな本作ですが、じつは今日のこの2人のようなムードがキャスト陣にはあって、そういうところも楽しんでいただきたいと思って、9月13日から19日まで期間限定で全国の映画館で上映後だけに観れる特別映像を企画しました。完成披露の舞台裏の密着映像ですが、ぜひそういうギャップもたのしんでいただけたら嬉しいです」とコメント。柳監督は「2週目からお客さんがさらに増えているなんて奇跡です。飯豊さんが女優として輝いている作品として自信を持っています!」飯豊は「今日は普段の姿を見せてしまって恥ずかしいです。この作品に出合えてもっとありのままの自分を愛してあげようかなと思いました。映画を作ったのは私たちですが、広めていただくのに皆さんの力をお借りしたいなと思っています。約束しよう、また皆さんに会えるように!」と、照れながら劇中の真辺のセリフに被せて挨拶し、笑いに包まれながらイベントは終了した。

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