『ヒンディー・ミディアム』出演!名優イルファーン・カーン、貴重なインタビュー映像解禁!

9月12日(木)

“インドのお受験”をテーマに笑いと感動で包む珠玉の教育エンタテインメント『ヒンディー・ミディアム』から、ハリウッドでも活躍するインドの名優イルファーン・カーンの貴重なインタビュー映像が解禁された。

家族想いでありながらおおらかで、どこか抜けたところもある一家の大黒柱ラージを演じたイルファーン・カーン。『アメイジング・スパイダーマン』『インフェルノ』など多くのハリウッド映画に出演する一方で、『めぐり逢わせのお弁当』『スラムドッグ$ミリオネア』など数多くのインド系作品で高い評価を受けてきた名優。本作でラージをコミカルに演じ、インド国内の映画賞である国際インド映画アカデミー賞、スター・スクリーン・アワード、フィルムフェア賞で主演男優賞3冠を果たした。
本作の後、長期療養を行っていたが、今年4月に本作の続編「Angrezi Medium」(原題)で撮影に復帰した。

ラージとのミータは娘の将来のために私立の名門小学校の受験に臨むが、結果は全滅。藁をもつかむ思いで、ある進学校が設けていた低所得者層のための入学優先枠に狙いを定め、下流層が暮らす地区に引っ越して低所得者になりすますなど、ふたりの“お受験”はエスカレートしていく。その状況について、イルファーンは「彼らは自分のアイデンティティを変える必要すらある。もちろんコメディ映画だから、教育問題を笑える形でユーモラスに提示した」と説明し、「そこでも身分を明かすわけにいかず、新たな窮地に陥るんだ。そこの住人と仲良くしながらウソをつき通すのはつらい」とラージ達の心境を代弁する。その一方で、「でも演じていて愉快ではあったよ」と振り返る。

ラージの美しき妻で学歴コンプレックスゆえ教育ママでもあるミータを演じるサバー・カマルは、パキスタンで最も活躍するトップ女優のひとりで本作がインド映画初出演。彼女について、「すばらしい。魅力的な役者でユーモアのある女性だ。共演できて楽しかった」とコメント。彼ら夫婦が魅せる凸凹夫婦の軽妙なコンビぶりにもぜひ注目したい。

ハリウッドで活躍する俳優として、ボリウッドがそこから学べることがあるとすればという質問には、「今の世代はうまくやってる。世界的な視野を持ち、映画制作をしている。世界中の心に響く普遍性のある映画作りが必要だ。ハリウッドは長年それをしてきた」などと、自身の主演作『めぐり逢わせのお弁当』を交えながら熱っぽく語る。最後に、「世間の親が経験する困難をユーモラスに描いているよ。構えずに笑ってもらえたら嬉しい」と観客にメッセージを寄せてくれた。

イルファーン・カーン インタビュー映像

新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか大ヒット公開中!

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