角川春樹監督作品始動!『みをつくし料理帖』製作決定!

(C) 2019映画「みをつくし料理帖」製作委員会 
8月6日(火)

時代を創った男“角川春樹”が、遂に生涯最後のメガホンをとり、ベストセラーとして知られる「みをつくし料理帖」の劇場版映画を製作することが決定。

原作は髙田郁による時代小説で同名の「みをつくし料理帖」。これまでにシリーズ全10巻が刊行されており、累計400万部を超える大ベストセラー小説。ハルキ文庫(角川春樹事務所)より2009年5月に第1作『八朔の雪 みをつくし料理帖』が刊行され、2014年8月刊行の第10作『天(そら)の梯(かけはし) みをつくし料理帖』で完結した。登場人物のその後を描いた特別巻『花だより みをつくし料理帖 特別巻』が2018年9月に刊行されたほか、2012年と2014年にはテレビ朝日にて北川景子主演でスペシャルドラマ化。2017年5月13日~7月8日にはNHKにて黒木華主演で連続ドラマ化されている。

製作決定に伴い、メインキャスト3名も発表となった。名作・大ヒット作とともにスターを産み出してきた巨匠・角川春樹が最後の監督作で主演に抜擢したのは、松本穂香。主人公・澪を演じる。2018年7月期のドラマ「この世界の片隅に」(TBS)で約3,000人の応募者の中から5回にわたるオーディションを経て主人公・すず役に選ばれ一躍脚光を浴び、映画 やCMなどでも注目を集める若手実力派女優。そして澪と幼馴染の野江を演じるのは、2018年のNHK連続テレビ小説「半分、青い。」で注目を集め、今秋に公開を控えている映画「ハルカの陶」で映画初主演を果たす、奈緒。更に、江戸の吉原で頂点を極めるあさひ太夫を守る男・又次を、出演する全ての作品において唯一無二の存在感を残す、名実ともに個性派・実力派の俳優、中村獅童が演じる。

■監督・角川春樹コメント
髙田郁さんの「みをつくし料理帖」が発刊されて十年、何度も映画化の話が持ち上がっては流れてきた。今になって振り返ってみると、全てが眼に視(み)えない世界によって、私が製作・監督をすることが決定されていたと思われる。過日、松本穂香の衣装合わせに同席した私の秘書は、無意識に、
「澪ちゃんが此処(ここ)に立っている」
と呟いた。松本穂香も運命によってスクリーンに登場する。私はこの映画に身を尽くす。

■松本穂香コメント
「みをつくし料理帖」という、たくさんの人に愛されている作品の映画化!しかも主人公ということで、初めは驚きましたが、いまは澪を演じられる幸せな気持ちでいっぱいです。澪という人は、芯の強さ、周りを包み込むような優しさをいっぱいに持っている人だと思っています。そんな澪を演じることで、物語の中に流れるあたたかさを、観てくださる皆さんにも感じて頂けるように、精一杯頑張りたいと思います!

■奈緒コメント
「みをつくし料理帖」に参加させて頂けること、さらにずっと憧れだった太夫の役を演じられることが嬉しくてたまりません。自分自身にとって沢山の挑戦がある役ですが角川監督から頂いた「凛」という言葉を胸に、松本穂香さんはじめ素敵な共演者の皆様とご一緒できる贅沢を丁寧に楽しみたいと思います。

■中村獅童コメント
角川監督とお仕事をさせていただくのは「男たちの大和/YAMATO」以来になります。角川映画に憧れていた世代ですので、角川監督の作品に出演できる喜びは大きく、今からワクワクしています。本格的な時代劇が少なくなっている昨今ですが、しっかりした時代劇をお見せできるよう頑張りたいと思います。また、脚本からのイメージですが、僕が演じる又次という人物は非常に男らしく、心根が優しい男だと感じています。奇を衒うことなく、真っ直ぐな気持ちで演じることができたらと思います。

2020年、秋 全国公開

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作品紹介

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