岩波ホール初の2Dアニメーション『エセルとアーネスト ふたりの物語』予告編解禁!

(C) Ethel & Ernest Productions Limited, Melusine Productions S.A., The British Film Institute and Ffilm Cymru Wales CBC 2016
7月4日(木)

大人気絵本「スノーマン」の著者で、森繁久彌と加藤治子の吹き替えも忘れられない名作アニメーション映画「風が吹くとき」の原作者である、イギリスの絵本作家レイモンド・ブリッグズ。そのブリッグズが、自身の両親の人生を描いて1998年に発表し、英国ブックアワードを受賞した「エセルとアーネスト」を原作としたアニメーション映画『エセルとアーネスト ふたりの物語』』が岩波ホールにて上映される初の2Dアニメーション作品となり、予告編も解禁された。

公開された予告編には、映画本編同様、原作者ブリッグズが登場し、彼の両親「エセルとアーネスト」が生きた時代へ観客を連れて行ってくれる。1928年の出会いからはじまり、結婚、息子レイモンドの誕生、第二次世界大戦、戦後の発展と時代の変化、そして老い…どんな時代にも寄り添って、何よりも子どもの成長を楽しみに“普通”を懸命に生きたふたり。「世界のどこにも こんな父と母がいた」のコピーが、観客それぞれに自分の親を思いおこさせ、感動が広がる。

声のキャストは、カンヌ国際映画祭女優賞受賞のブレンダ・ブレッシン(『秘密と嘘』『つぐない』)、アカデミー賞俳優のジム・ブロードベント(『アイリス』『パディントン』)、『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』のルーク・トレッダウェイという豪華俳優陣。実はこの映画、エンディング曲はブリッグズ作品の大ファンというポール・マッカートニーが、この映画のために書き下ろしたオリジナル曲。残念ながら予告編では聞くことはできないが、それは本編を見るまでのお楽しみだ。

まるでブリッグズの絵本がそのまま動きだしたかのようなこだわりのアニメーションが心に残る本作に期待!

『エセルとアーネスト ふたりの物語』予告編

9月28日(土)より岩波ホールほか全国順次ロードショー

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作品紹介

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