『家族にサルーテ!イスキア島は大騒動』特別映像解禁!

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6月27日(木)

6月21日にBunkamuraをメイン館として公開したイタリア版、渡る世間は鬼ばかり(!)といわれる『家族にサルーテ!イスキア島は大騒動』の映画の裏側がわかる特別映像が解禁された!

人の心の最もセンシティブな深みにまで降りていき、生きることの喜びと悲しみを、温かな眼差しで描き出すヒューマンドラマの名手、ガブリエレ・ムッチーノ監督。今回解禁する特別映像は、撮影風景を背景に、監督が作品に込めた深い思いを語る。

本作の登場人物は、両親のレストランを継いだ、波乱に満ちた結婚生活を送る長男カルロと長女サラ。そして、甘やかされて育った末っ子の次男パオロ。また親戚たちも、 無計画な人生のツケで借金を抱えていたり、幼い娘の前で初恋の相手にときめいたり、アルツハイマーを患う夫の看病に疲れ果てていたり、皆、ワケありの大人ばかりだ。監督は「この作品は、僕が描き続けてきたテーマの集大成だ。ずっと追求してきた。人間の意識というものを、さらに深く描いたつもりだよ。」そして「人生では過ちに気付く時がある。よりよい人生を一から見直したくなる。でも家ではなんでもないふりをするのも。」と語る。

そして、キャストについては、あまりにもダメすぎて逆に愛おしくなる大人たちを、イタリアを代表する豪華俳優陣がキャリアの頂点となる演技で体現した。「この映画のエネルギー源は俳優たちなんだ。 皆が声を合わせて歌っても、修羅場は重ねられていく。登場人物たちは、順番にスポットを当てられ、窮地に追い込まれる。その喜劇劇な様子が絶妙なバランスで積み重なり、一貫した唯一無二の響きを生むんだ。」と称賛を惜しまない。

また、本作のもう一つの見どころとも言える、音楽について「音楽の役割は大きい、歌が現実逃避の手段になっているんだ。こうした曲がお互いを隔てる壁を崩し、懐かしさや感動で胸をいっぱいにさせる。でも、それを中断させるのは現実だ。胸の中に侵入してきて、自分自身と向き合うことを余儀無くされる。」と音楽の役割の大きさと重要性について語る。

監督が描きたかった世界共通の普遍的な家族模様とは。「VIVA! 人生!」と拍手喝采を贈らずにはいられない人間讃歌を是非劇場でご覧いただきたい。

「家族にサルーテ!イスキア島は大騒動」メイキング

6月21日(金)Bunkamuraル・シネマほか全国順次ロードショー! 

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作品紹介

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