『さらば愛しきアウトロー』新場面写真解禁!

Photo by Eric Zachanowich. (C) 2018 Twentieth Century Fox Film Corporation All Rights Reserved
6月5日(水)

ハリウッドを代表する名優ロバート・レッドフォードの最新作であり、惜しまれつつも俳優引退作となる、実在した伝説の銀行強盗犯を描いたデヴィッド・ロウリー監督最新作『さらば愛しきアウトロー』。レッドフォードの往年の名作を彷彿とさせる新場面写真が6点解禁された!

まずは、レッドフォードがクラシカルな中折れ帽にブルーのスーツを合わせてスマートに着こなす姿。真っ先に浮かぶのは、1930年代のシカゴを舞台に、仲間を殺された詐欺師が伝説の賭博師の手を借りてマフィアに一世一代の復讐劇を仕掛ける『スティング』(73)や、同じく1930年代のメジャーリーグで、苦境に立たされながらも35才のルーキーとして復活を遂げたロイ・ホッブスの半生を描く『ナチュラル』(84)。彼らもまた、クラシカルなハットにスーツという時代を感じさせるスタイルが印象的だった。また、本作での役どころが「銀行強盗」であるだけに、19世紀末のアメリカ南西部で名を馳せた銀行強盗の物語『明日に向かって撃て!』(69)のサンダンス・キッドの姿も連想させる。これらの名作に登場する色褪せない主人公たちと重ね合わせて、胸が熱くなるファンは多いはず!

また、革張りのシートにヴィンテージ感溢れる内装のクラシックカーを運転する姿が。レッドフォードの出演作には多くクラシックカーが登場しており、1920年代のロングアイランドを舞台にした『華麗なるギャツビー』(74)で謎の大富豪ギャツビーが運転するゴージャスな黄色のロールスロイスや、1920 年代のアメリカを舞台に、 飛行機に魅せられた男たちの生き様を描いた『華麗なるヒコーキ野郎』(75)で勢いよく乗りこなすオープンカーも思い起こされる。さらに、古き良きアメリカを感じさせるティアドロップ・サングラスをかけるレッドフォードは、不意に組織の陰謀に巻き込まれたCIA職員の逃走劇を描くサスペンス『コンドル』(75)を彷彿とさせるし、その他にも、上品なジャケットにノーネクタイで、仲間とこれからの計画について密談するかのような表情で電話する写真や、デート前と思しきキマった渋カッコイイ出で立ちで、車の前で誰かを待つ写真など、男性も女性も魅了する、レッドフォードが演じてきたクールな色男の“アウトロー”らしいシーンが切り取られている。

すべての時代に名作を刻み続けてきた本物のスター俳優が、遂にスクリーンから去ってゆく。世紀をまたいで燦然と輝く唯一無二のキャリアのまさに集大成となる本作。レッドフォードが大好きだという人も、これから初体験という人も!ぜひ“稀代の二枚目アウトロー”の格好よさをスクリーンで味わっていただきたい!

7/12(金)、TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー

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