『ジョン・ウィック』シリーズ最新作『バレリーナ:The World of John Wick』より、主演のアナ・デ・アルマスも「成長のための戦いだった」と明かす重要な本編シーンが到着した。
シリーズ第三作となる『ジョン・ウィック:パラベラム』(19)とクロスオーバーした時系列で描かれる本作。スタイリッシュで奇妙な独自の世界観はそのままに、映画史を変えた過剰な超絶アクションは更なるパワーを増量!広がり続けるジョン・ウィックワールドに新たな血を注ぐ“復讐の女神”誕生の物語が描かれる。

幼い頃に父親を殺された復讐を胸に、ジョン・ウィックの古巣でもある暗殺者養成組織、ルスカ・ロマで12年間にも及ぶ過酷な訓練を積んだイヴ。共に汗と涙をのんだ友との別れ、残酷すぎる最終テストもクリアし、晴れて一殺し屋としてディレクター(アンジェリカ・ヒューストン)より初任務、大富豪の娘、カトラ・パク(スヨン)の護衛を命じられるー。
■『バレリーナ:The World of John Wick』【本編映像:イヴの初仕事】
カトラを狙うのはフル装備のプロの殺し屋たち、対してイヴに与えられた武器は、小型銃のグロック43Xにゴムの銃弾のみ…殺し屋デビュー戦にしてはオモチャ一つで挑むという超スパルタな内容だが、イヴは首尾よくカトラの遊ぶクラブに潜入。早速、襲い来る殺し屋たちに最初はボコボコにされるも、颯爽と立ち上がり「ガン・フー」を炸裂させるイヴ。煌びやかなドレスをはためかせ、しなやかに舞い、鋭く撃つ。まさに“バレリーナ・スペック”としてJWシリーズの伝承芸を華麗に進化させている。果たしてイヴは無事にカトラを守り抜くことが出来るのか!?

このシーンについてアナ・デ・アルマスは「イヴにとって成長のための戦いだった」と振り返る。「彼女はルスカ・ロマから現実の世界に出て行こうとしています。ミスを犯す自分に腹を立て、イライラしてしまう彼女が、この任務によって必要なスキルを学んでいく過程を見ることができるシーンなんです」と語るように、イヴは一流の殺し屋とはいえ、熟練のジョン・ウィックとは違い、常に冷静沈着ではない。それゆえ、人間らしくチャーミングで応援したくなるシリーズでは唯一無二のキャラクターとなっている。また本作にて初のハリウッドデビューを果たした少女時代のスヨンは「脚本を読み始めてすぐに物語に引き込まれました。アクション映画であると同時に、父と娘の関係を描いた物語でもあるからです」とアクションだけでなく今までの「ジョン・ウィック」シリーズには無いドラマが展開されることも示唆している。
8月22日(金) 復讐は伝播する