ストップモーション・アニメの驚きの世界にご招待!『かたつむりのメモワール』監督によるスタジオツアー映像が解禁!

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6月25日(水)

第97回アカデミー賞(R)長編アニメーション賞ノミネート、アヌシー国際アニメーション映画祭クリスタル賞(最高賞)受賞をはじめ各国の映画祭を席巻している珠玉のストップモーション・アニメーション映画『かたつむりのメモワール』より、アダム・エリオット監督自らがガイドとなって制作スタジオを案内するスタジオ・ツアー映像が到着した。

幼い頃から周囲に馴染めず、孤独を抱えて生きてきた女性グレース。カタツムリを集めることだけが心の拠り所だった彼女が、個性豊かな人々との出会いと絆を通して少しずつ生きる希望を見出していく…。


本作は、波乱万丈な半生をユーモアとサプライズ満載で優しく描いた温かな人生賛歌。オスカー受賞歴を持つアダム・エリオット監督が8年間もの製作期間をかけ、<セット数200、小道具7000個、総カット数13万5千>という膨大な手作業によって生み出された、愛と情熱にあふれたクレイアニメーションだ。時にブラックユーモアやビターな現実も織り交ぜながら、人生の喜びと悲しみにそっと寄り添う視点は、批評家・観客双方から絶賛を集め世界中で数々の映画賞を獲得している。

『かたつむりのメモワール』メイキング映像〈スタジオツアー〉

まず監督が紹介するのは、すべての始まりとなる絵コンテ。壁一面に貼られた絵コンテはすべて監督の手描きであり、この絵を基にあらゆるシーンが撮影されていく。次に、9個の大きなセットのうちの1つである遊園地「ルナ・パーク」のローラーコースターのセットへ。ルナ・パークはメルボルンに実在する遊園地であり、劇中でも物語の重要なシーンで登場する特別な場所だ。最後に、クルーズ船のセットへ。劇中ではヌーディストたちのクルーズ旅行の舞台となる船で、この「フェア・スター号」もかつて実在したオーストラリアの豪華船だ。“私の過去作と同じように、本作も大人向け”と語るように、アダム・エリオット監督らしい遊び心が光るワンシーンを覗くことができる。


現在、東京の映画館「ヒューマントラストシネマ渋谷」では、監督のデッサンがどのようにクレイアニメとして実現していったのかがじっくり見られる大きな<メイキング画像バナー>を設置中!アーティストたちの作業風景も画像で紹介しているので、彼らの丁寧で繊細な神業的な仕事ぶりを目にすれば、映画本編がより一層楽しめること間違いなしだ。


6月27日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿 ほか全国順次公開

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作品紹介

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