監督も大絶賛!『ガール・ウィズ・ニードル』ヒグチユウコx大島依提亜によるオルタナティブビジュアルが解禁!

© NORDISK FILM PRODUCTION / LAVA FILMS / NORDISK FILM PRODUCTION SVERIGE 2024 
5月15日(木)

第一次世界大戦後のデンマークで実際に起こった連続殺人事件にインスピレーションを受け、その裏に潜む真実と社会の闇に迫るゴシック・ミステリー『ガール・ウィズ・ニードル』より、画家のヒグチユウコ氏とグラフィックデザイナーの大島衣提亜氏によるオルタナティブポスターが到着した。

針子として働くカロリーネは、工場のオーナーと恋に落ちるも、身分違いの関係は実らず、彼女は捨てられた挙句に失業してしまう。すでに妊娠していた彼女はもぐりの養子縁組斡旋所を経営する女性ダウマと出会い…。


今回解禁となった日本限定のオルタナティブポスターは、ヒグチユウコ氏が書き下ろしたイラストを、グラフィックデザイナーの大島衣提亜氏がデザインした作品。これまでに多くの話題映画のオルタナティブポスターを発表してきた二人が、今回作成したポスターは、本作の時代背景となる1920年代を感じさせるクラシカルなレリーフ装飾のデザインを基調に、モノクロ映像が醸し出すゴシック感を見事に融合させたビジュアルとなっている。


子供だけでなく、人影を全く感じさせずにひっそりと佇む小さな砂糖菓子店。店の上に大きく描かれたカロリーネの長い髪は、その不穏さをのみ込むかのように菓子店と一体化していく様子が表現され、本作で描かれる連続殺人事件の舞台となる菓子店とその事件に巻き込まれていく主人公カロリーネの、お互いに依存しあう歪な関係性を感じさせるデザインに仕上がっている。

マグヌス・ファン・ホーン監督は、「なんて素晴らしいポスターなんでしょう!私の手に届く日が楽しみでなりません」と、喜びのコメントを寄せています。本ポスターは『ガール・ウィズ・ニードル』上映劇場のヒューマントラストシネマ有楽町と渋谷ホワイトシネクイントで掲出されるほか、MOE7月号(6/3発売・白泉社)の人気企画「映画のはなし」(ヒグチユウコ×大島依提亜)にて掲載予定。またヒグチユウコ氏のイラストは『ガール・ウィズ・ニードル』劇場パンフレットにも収録される。

【コメント】
ヒグチユウコ(画家)
正解のない問題。それぞれ自らの答えと向き合うべきだと思う。

大島衣提亜(グラフィックデザイナー)
舞台となる時代背景なのか、モノクロだからなのか、縫製工場、主人公カロリーネの部屋、サーカス小屋、お菓子屋の内装…
とやたら室内の“壁”が気になる映画でもあります。
そんな劇中の壁に飾ってあるようなイメージで、ヒグチさん描く作品世界を額装する気持ちでデザインしてみました。

5月16日(金)、新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷ホワイト シネクイントほか全国公開

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